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2024.03.21 Thursday
Tiktok禁止?
アメリカの下院でTikTok規制法案が可決された。
上院がどうなるかはわからないが、バイトダンスという中国の企業がTikTokをアメリカの企業に売却しなければ、アメリカではTikTokは利用できなくなる。 TikTokはショート動画を流行らせたアプリ。 30秒の動画をどんどん流している。 時間が短く、投稿しやすいということで、日本でも若者を中心に広がっている。 ギター教室の中1の生徒も、インスタというよりはTikTokだ。 インスタグラムからFacebook、Youtubeに至るまで、スマホの縦画面で撮ったショート動画を扱っている。 その元を作ったのがTikTokだ。 30秒だから、まとまったものは伝えられない。 どちらかというと、面白いとか、あれ?と思うような感情に訴える動画がいいのだと思う。 短いから、見てしまったり、下らないと思ったら飛ばすのだが、次から次へと見ることができる。 そういう手軽さがいいのだろう。 中毒性もあるし、ぼくはあまり好きではない。 好きではないが、インスタグラムのリール動画など、ついつい見てしまう。 見だしたら、時間があっという間に過ぎる。 感情を浪費するのだ。 ほとんど知性は使わない。 それが怖い。 アメリカでは、このアプリが中国などの「敵対国」が影響力を及ぼす、ということで規制対象になっている。 ショート動画そのものを規制しているわけではない。 国家情報長官室が発表した報告書で、中国政府が親中のシナリオを世界に広めている、ということも影響したのだろう。 ショート動画は中毒性があり、なかなかアプリを終了できなくなり、調査会社によると23年の1日当たりのアメリカでの平均利用時間は90分を超えるという。 当然、インスタグラムやXよりも多い。 日本でも調査したら、若年層はかなりの利用率だと思う。 トランプ元大統領は以前TikTokには反対だったが、今は容認派になったらしい。 なぜかというと、メタ社(FacebookやInstagramの会社)がTikTokを規制することで儲けるからだ。 メタ社は反トランプということだ。 というわけで、政治的にはややこしいことになっているが、ぼくはショート動画はあまり流行ってほしくない。 あれは面白いが、本当に時間のムダだと思う。 |
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