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2024.03.14 Thursday
コンビニエンスウェア
ファミリーマートでは、プライベートブランドで衣料品を売っている。
「コンビニエンスウェア」という。 世界的なファッションデザイナーと共同開発したとのこと。 売れ行きも好調らしい。 2021年から販売しており、肌着が中心だったが、今ではアウターのTシャツやカーディガンなどから、リュックや折り畳み傘などまで広げている。 靴下は1500万足を突破し、ブランド全体の売上は去年比3割増らしい。 ぼくが小学生の頃、ダイエーが近所にできたが、売っているのは食料品だけだった。 そこから数年して、生活雑貨も売り始めた。 最盛期にはダイエーブランドの家電製品も出していた。 もちろん、服の専門店もいくつか作った。 専門店はバブルだったが、その後も大手のスーパーは服も置いていた。 実家の近所のライフの2階には、服や靴の売り場があった。 今でも大店舗では、そういう生活雑貨を置いているところも多い。 でも、最近はコンビニでも靴下や肌着を売っている。 急な出張でも、ホテルの近所のコンビニで下着などが買えると便利とは思う。 あくまで、コンビニで扱えるアパレルは限られると思うが…。 コンビニエンスウェア、という名前もそういう用途に割り切った考えなのだろう。 今のコンビニは買い物難民の避難所みたいになっている。 スーパーには行けないが、近くのコンビニなら買い物車を押して買いに行ける、ということだ。 ぼくが毎朝寄る店も、実際10時台、11時台の客は老人層も多い。 そういう人たちはユニクロにも行けないから、コンビニで買うのだろう。 そのへんがターゲットだと思うのだが…。 知らなかったが、コンビニの利用者は年間55億人。 そこに置いておくだけで、55億人が見ることになる。 そういう強みを知ったうえで、ファミリーマートは展開している。 どこまで広げるのだろう。 |
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