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2024.03.06 Wednesday
議員特権
国会議員の裏金問題が取り沙汰されているが、この問題を解決するのはそんなに難しくないと思う。
全てのやりとりの確証、つまり領収書を添付させるだけでいいのだと思う。 いくらまではつけなくていいとか、この目的なら使途は記載しなくていいなどという抜け道を与えないことだ。 この問題に対して、首相も野党もなんだかんだ言っているが、そこを明確にすればいいのに、誰もそんな事は言わない。 いくら野党が追求しても、本気でないのは明白だ。 だれも本気で改革しようという気がないのだ。 政治を志すものが国民の思いより自分の財布を優先しているのだ。 情けない。 無条件で月に100万円支給されるという文書交通費は、名称を調査研究広報滞在費というのに変えて、使途の範囲も拡大されるが、情報公開は先送りされた。 橋下徹氏が何度も言っていた「領収書なしの金はやめろ」、という声は、日本維新の会すら無視した。 日本の国会議員がいくらもらっているかを書いているページがあったので、抜き出してみると、 基本給:1552万8000円(月額129万4000円) 期末手当:635万円 文書通信費:1200万円(月額100万円) 立法事務費:780万円(月額65万円) JR特殊乗車券、国内定期航空券:北海道選出の議員であれば羽田⇔新千歳(ファーストクラスなら往復10万円×月4回×12カ月=480万円)となる 秘書給与:2100万円(政策秘書900万円、第一秘書700万円、第二秘書500万円と仮定) 政党からの支給:0〜1000万円程度。 合計:6000万〜7000万円程度と推測 ということらしい。 別に世のため、人のため、国家のために使ってもらうのは別にかまわない。 家計に当てる分も要るだろう。 それにしても、その確証(領収書)が要らないというのはオカシイ。 それらの原資は税金なのだ。 いいカッコを言っている野党の面々も、領収書には触れない。 それは同じ穴のムジナということだろう。 本当に襟を正さないといけないのは、国会議員全員なのだ。 どうして、それを一人も言わないのか。 そんなにさもしい連中なのだろうか。 そんな連中に政治を任せてもいいのかと思う。 |
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