考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
ギターの日
今週は、ギター教室に来ている中1の女子が、こないだ覚えたアタックミュートが楽しすぎると言っていた。
そういう時期があって、うまくなっていく。
楽しいと言ってもらえると、教えた甲斐がある。

そういうぼくも、こないだ修理から帰ってきたギターを弾くのが楽しい。
運指が楽で、ハイポジションでセーハをしてもそんなに握力がいらない。
弦高も調整してもらったので、いい感じになっている。

というわけで、今日は昼過ぎから夕方までずっとギターを弾いていた。
家で一人でこんなに長いこと弾いたのは久しぶりだ。

いつも、昔の曲をパソコンでかけて、それをブルートゥースでアンプに飛ばして、それを流しながらギターもアンプで鳴らしている。
ギターからアンプもシールドなしで、トランスミッターで飛ばしている。
けっこう快適な練習環境になっている。

アンプはエフェクター内蔵で、だいたいリバーブとディレイだけかけている。
そんな多機能の練習用アンプでも、数年前に3万円ほどで買ったもの。
もう生産完了しているが…。

弾いていて楽しいというのは本当にいいことだ。
やっとここまで来たという感じ。

今はそういう機器が発達して、一人でもみんなと合わせて練習ができるようになった。
Youtubeでも、そういうバッキングトラックがたくさんある。

いい時代になったものだ。

今日はいい一日になった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
教員の働き方
公立学校の教員の働き方は、普通の労働者とは違う扱いになっている。
今はそれが劣悪な労働環境を作り出している、という意見もある。

その代表的なものが「給特法」というもの。
正式には「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」という。
これによって、公立学校の教員は、公務員給与の+4%を一律支給する代わりに残業手当を支給されない、ということになっている。
これが長時間の残業を生み、本来なら事務職員などを入れてやるべきことを(無料で)教員がやらされている、ということだ。
もっともな意見だと思う。

ぼくは日本の教育の一番の問題は、義務教育にあると思っている。
なぜなら、教育とは積み上げであり、最初に躓いてしまうとあとの事はわからないからだ。
高等教育をいくら補助しても、無駄になる。

そして、教育の根本はやはり「先生」にあると思う。
10年間の大学の事務仕事で感じたことは、いくら設備やカリキュラムをかっこよくしても、「いい先生」がいなければ、教育の質は担保されないということだ。

今の公立の小中学校の先生に、どれだけ「いい先生」がいるんだろうと思う。
イジメの問題で漏れ聞こえてくる教育委員会の隠蔽体質や、教員自体がイジメを助長している、というようなこともある。

さらに、文科省の教員養成課程の問題。
小学校からの積み上げである、国語と算数の今の大学生のレベルを見ていると、本当に憂鬱になる。
そもそも教育学が文系の学問であり、その人達が作った体制も現代にマッチしたものとは思えない。
特に算数の理解など、致命的だ。

ぼくは初めて大学で就職筆記試験(SPI)の内容を見たとき、びっくりした。
損益算、速度算、仕事算、鶴亀算、濃度などの小学校で習うことが並んでいたからだ。
まあ、忘れていることを思い出せばいいだけだと思ったが、そういうことではなかった。
それらが全くわからない学生が大量にいるのだ。

数というものは、実際には存在しない。
頭の中だけに存在する。
そういう形而上のものの扱い方が苦手になる。

教員の働き方を改革するのなら、教員養成課程も、理系人材の教員への登用も考えてほしいものだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0) |