考えたこと2

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CaaS
ナントカ as a Serviceという言葉がいろいろできた。
サービスとしてのナントカ、という意味だ。

SaaSならソフトウェアのSで、サービスとしてのソフトウェアであり、MaaSならモビリティのMで、サービスとしてのモビリティという具合。

でも、今日はじめてCaaSというのを見た。
なんと、このCはCybercrimeのCで、サービスとしてのサイバー犯罪ということになる。
このCaaS市場がどんどん成長しているらしい。
日本はこの種の対策が遅れている。

ついこないだも、こんな記事が新聞に出たばかり。

「外交上の機密情報を含む公電をやりとりする外務省のシステムが中国のサイバー攻撃を受け、大規模な情報漏えいが起きていたことがわかった。米政府は2020年に日本政府に警告して対応を求め、日本側は主要な政府機関のシステムを点検し、対策の強化を急いでいる。」

なんだか、攻撃に弱いというより、無防備という感じだ。

2030年にはIT技術者が80万人足りなくなる、と言われているが、セキュリティの分野などは本当に弱いと思う。
数年前からアメリカのドラマの中では、ホワイトハッカーが活躍し、情報漏洩を食い止めるというような場面があったが、日本ではそういう場面もない。
日本語の壁ということもあったのだろうが、もうそういう壁は翻訳技術の発達でなくなったのだろう。

日本の国会議員など、全くその素養がなさそうな人ばかり。
勉強しようという気もなさそうだ。
役所の対応が出来ていないことも、コロナの騒動でよくわかった。
学校に配ったタブレットも、先生のリテラシーが低く、使えないところも多いと聞く。

だいたい、こうなることは分かっていたのに、IT技術者を育てる体制すらできていない。

こんな調子なら、戦争が起こったらすぐに公共のシステムは止まってしまって、連絡も移動もできなくなり、あっという間に終わってしまう。

そう思っている人は多いと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) |