考えたこと2

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スポーツ中継のAI化
今の阪神タイガースのテレビ中継には80〜100人の人数が関わるという。
カメラは10台近くで、中継車も必要だ。
中継車の中にはカメラの切り替えを行う、スイッチングや、スロー再生をするスタッフもいる。
さらに、局内にはスコアやボールカウント、選手の名前をテロップ表示したりするスタッフも必要だ。
今はストライクゾーンを表示したり、投げたボールの通過位置を出したりするから、大変だろう。
それらを全部入れると、最大100人ということになるらしい。

昔はカメラの台数も少ないし、テロップも少なかったと思う。
技術の向上に従って、出来ることが増えたから見てもらおうと思うと競争になる。
この分野でも、AIが活躍するらしい。

今のスマホのカメラは被写体を自動追尾してピントを合わせたりするが、ゲームを学習したAIカメラは自動でボールを追いかけたり、人を追いかけたりできる。
イスラエルの会社がそのAIカメラを開発しており、すでに世界80カ国で利用されている。
元の技術は軍用だったかもしれないが…。

そのカメラを紹介している記事があった。
記事によると、サッカーやバスケットのコート全体を俯瞰してボールを追いかける事が自動でできるカメラや、野球でバックネット裏とセンターの2台のカメラで、ピッチャーとバッターの対戦映像を自動で撮るカメラなどがもう実用化されている。
AIはたくさんの試合を学習して、ゲームを追いかけることが出来るのだ。

こういうカメラがスポーツ施設に設置されることで、子どものゲームや素人の試合なども中継できるようになる。
人は要らないのだ。
実際、日本でも導入している施設もあるという。
今は誰でもYoutubeなどで中継できる時代。
そういうサービスも、もう実用化されようとしている。

そんなふうに、どんどんサービスの個別化が進んでいく。
「みんなが知っているもの」が減っていくのだ。

ある意味、国を支えている「共通の意識」も減っていくのだろう。

TikTokのようなショート動画で時間を浪費し、まともに考える時間が減っている。
人間の知性というものはどうなっていくのか。

ぼくのような年寄りが心配しても仕方ないのだが…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |

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