考えたこと2

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山中教授の発言
山中教授がテレビで20代、30代の若者のコロナの致死率のことを話していたらしい。

テレビのキャプチャー画面がネットに出ている。

「20代、30代であっても、0.2%の致死率じゃないかと言われています
これは500人に一人感染して発症すると500人に1人は20代であっても亡くなってしまう
例えば乗り物があって、この乗り物は500回に1回死亡事故を起こしますと
そういう乗り物があったら乗れますか」

ということだ。
紛らわしい表現だと思う。

よくわからないが、20代、30代の人が、500人に一人感染して発症して、その致死率が0.2%ということだから、全体の致死率は1/500✕0.002という式になる。
これは0.002✕0.002だから、0.000004、つまり0.0004%になる。
だから、後半の500回に1回の死亡事故を起こす乗り物、というのは正しくない。
25万回に1回事故を起こす乗り物、という表現が正しい。
おそらく、そういう意味だろう。

山中氏はIPS細胞の専門家であっても、感染症の専門家ではない。
ノーベル賞の名誉を汚すような発言はやめてほしい。

日本の専門家と言われる人たちが、いかに狭い世界で生きているかということがよくわかった。







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