考えたこと2

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ロシアの暗殺
プーチン政権に反対する野党の党首が、飛行機の中で毒物を飲んで、昏睡状態になった。
暗殺未遂かと思う。
ロシアは以前元スパイにイギリスで猛毒の放射性物質を飲ませて殺している。
まるで007の世界。
他にもロシア関連の暗殺はいろいろある。

事故に見せかけず公然と暗殺するというのは、ある意味政権に反対するものは殺す、というメッセージにも見える。
ロシア人にはそういう伝統があるという記事もあった。
表には出ないが、大統領が暗殺を承認して、実行したということだ。

そういえば、北朝鮮の金正恩書記長の兄も暗殺された。
肉親まで殺すとは、まるで戦国時代の武将の争いのような話。
それだけ血の影響が大きい体制だということだろう。

007の「00(ダブルオー)」は任務を遂行する上で、人を殺してもいいというライセンスを与えられているという設定。
実際、アメリカのNSAやCIAも、ロシア並みに殺人をしているのかもしれない。
ケネディゃジョン・レノンの死も、謎になっている部分もある。

しかし、さすがに西側は法治国家であり、ロシアのようにあからさまに殺す、という事件は少ない。
あくまでも「謎」だ。
西・東という分類も、冷戦が終わってあまり使わなくなった。
ベルリンの壁がなくなったのが象徴的。
当時の東側の国というと、今はなきソ連が筆頭だった。
「ロシアより愛を込めて」の頃のソ連のスパイ組織、KGBは007の敵だった。
現代の東側というと、イメージとしてはソ連に代わって中国が筆頭になっている。

007に代表されるスパイ映画も冷戦が終わり、作るのが難しくなったと思う。
ぼくが小学校の頃、少年サンデーか何かに「007 サンダーボール作戦」の記事が出ていた。
当時は漫画週刊誌は大人が見るものではなかったので、本当に小学生に007の映画の説明をしていたのだ。

たしかに、映画に毎回出てくるスパイの持ち物は魅力的だった。
アストンマーチンという車を知ったのも007だったし、ナイフの出てくるアタッシュケースとか、腕時計の通信機とか、心躍るものばかり。
腕時計の通信機がもう一般商品になっているのはびっくりだが、当時は本当に「すごいなあ」と思ったものだ。

たしか、007の映画に出てくるアストンマーチンのプラモデルもあった。
リアウインドウの後ろに防弾の板が出てくるようになっていたり、座席が飛び出す仕掛けもあったと思う。

話がだいぶそれたが、冷戦の時代を思い出した。

でも、ロシアはまだその時代にとどまっているようだが…。


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