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2020.08.16 Sunday
山中教授の発言
山中教授がテレビで20代、30代の若者のコロナの致死率のことを話していたらしい。
テレビのキャプチャー画面がネットに出ている。 「20代、30代であっても、0.2%の致死率じゃないかと言われています これは500人に一人感染して発症すると500人に1人は20代であっても亡くなってしまう 例えば乗り物があって、この乗り物は500回に1回死亡事故を起こしますと そういう乗り物があったら乗れますか」 ということだ。 紛らわしい表現だと思う。 よくわからないが、20代、30代の人が、500人に一人感染して発症して、その致死率が0.2%ということだから、全体の致死率は1/500✕0.002という式になる。 これは0.002✕0.002だから、0.000004、つまり0.0004%になる。 だから、後半の500回に1回の死亡事故を起こす乗り物、というのは正しくない。 25万回に1回事故を起こす乗り物、という表現が正しい。 おそらく、そういう意味だろう。 山中氏はIPS細胞の専門家であっても、感染症の専門家ではない。 ノーベル賞の名誉を汚すような発言はやめてほしい。 日本の専門家と言われる人たちが、いかに狭い世界で生きているかということがよくわかった。 |
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