考えたこと2

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コロナ鬱
ぼちぼち、コロナの自粛やリモートワークの影響での退職の声が聞かれるようになってきた。
今日久しぶりに学校に行くと、システムをずっと担当していた外部の人が退職したとのこと。
ヘルプデスクみたいなこともやっていたようで、「疲れた」ようだと言っていた。

組織のマネジメント不足、ということかもしれない。
一緒にいたらそれが顕在化するのだが、リモートになるとわからないから、退職まで追い込まれる。
そんな事例も多いのだろうと思う。

それでなくても、コロナで昨年比GDPの25%以上の下落。
外食、観光、航空、鉄道などの業界は惨憺たる状況。
インバウンド需要がなくなり、関空の売店は閉まっているとか、新入社員は自宅待機だとか、心配になる話の種は尽きない。
国内需要は巣ごもりで必要になるもの以外は悲惨な状況。
でも、本当の不況は遅れてやってくるのが通例。
自殺者が増えるのも、3年後だという。

仕事がなくなる、ということは今の日本では大変なことだ。
失業率と自殺率がきれいな相関があるのも日本の特徴。
ぼくも2014年の4月から、学校法人を辞めてキャリアの資格を取るために勉強の期間があったが、この期間はしんどかった。
幸い、計画から半年遅れにはなったが、無事希望の仕事が見つかってホッとした。

こないだの記事で、今年の新入社員が働く気力をなくしている、というものがあった。
入社していきなりリモートワークになり、研修のオンライン化も遅れ、ゲーム三昧になり、モチベーションが下がってしまったという。
最初は肝心だからなあ。

精神科医の和田秀樹がコロナ鬱に関する記事を書いていた。
不安が続くと、セロトニンという神経伝達物質が足りなくなり、不安が増大するらしい。
つまり、コロナに感染したらどうしよう、という不安が鬱を招く。
失業不安もある。
自粛もあまりよくないらしい。

セロトニンは日光にあたると増えるらしく、家に籠もっているとよくない。
オンラインの会議ばかりで、実際に人と会わない生活を送るのも、気持ちを発散する機会が減るからよくないとのこと。
運動が不足するのもまたよくないとのこと。
アルコールが増えると、脳内のセロトニンが減ってしまうという効果もある。
要するに、感染不安、失業不安、自粛という3つの状況が、コロナ鬱の原因になる。

セロトニンの不足はイライラの原因にもなり、自粛警察をする人などはセロトニン不足になっているかもしれないとのこと。

というわけで、日光にあたり、運動をして、肉を食べることが防止策。

気をつけよう。





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