考えたこと2

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VAIOドローン
ソニーのパソコンブランドだった子会社VAIOが、ドローンの会社を作ったらしい。

ぼちぼち家電量販店でも、ドローンを売り出したが、ほとんど中国製だ。
以前書いたが、本当に中国製のドローンは性能がよく、国産品は全く太刀打ちできるレベルにはないという。
実際、中国がドローン先進国となっているのが現実。

バブルの時には家電というと日本のお家芸だった。
アナログの時代は本当に強かった。
それがあれよあれよと言う間にどんどん縮小していって、今からドローンをやろうと言うのはVAIOだけだ。

VAIOの社長のインタビューによると、民生用はともかく点検、物流、測量などの用途別の分野では、まだ十分に勝機があるらしい。

2022年にはドローン規制が緩和されて、有人地帯での目視外飛行が解禁される。
そうなると、本格的に産業用ドローンの市場が立ち上がるとのこと。

たしかに、直接見えないところの点検など、ドローンで見ることができそうだし、商品を運ぶこともありそうだし、測量にも使える。
実際、人があまりいないところでは実用化も視野に入っている。
部品では強い分野があるが、それらを総合して作ると段階では負けていると思う。

中国では規制緩和が進み、官民一体でドローンを推進しているらしい。
やはり一党独裁だから、決めたら早い。
軍隊、警察、消防での利用を促進しているとのこと。

日本は官の取り組みがなかなか進まない。
法規制を決めるのに時間がかかる。
いろいろと既得権も絡むのだろう。

ソニーのDNAをドローンに入れてMade in Japanのドローンを作ってほしい。
ロボティクスやコンピューティングのノウハウがVAIOにはあるという。

ウォークマンで培った小型化技術や、得意のイメージセンサーを使い、いいものができればと願う。




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