考えたこと2

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オニロボ
オニロボというのはおにぎりを作るロボットのこと。
オニのロボットではない。

パナソニックがアメリカの展示会で出展したとのこと。
「米食文化を世界に広げ、コメの消費を増やす」という野望の下に作られた。
すでにニューヨークやサンフランシスコではおにぎりの店があるらしい。

寿司はだいぶ認知度が上がったが、意外とカロリーが高い。
ヘルシーさでは、おにぎりに軍配が上がる。
さらに、ファストフードとしてのおにぎりを広めようということだ。

ハンバーガーやサンドウィッチは西洋版のおにぎりだろう。
それの日本版ということだ。
日本食ブームにのって、ぜひ頑張ってほしいと思う。

そうなれば、日本のコメの輸出も増やせる。
コメは聖域などと言っている場合ではない。
それよって、日本のコメの需要を増やし、不要な補助金をなくして、農業を再生したらいいと思う。

日本の農家の平均年齢が66歳を超えるという。
若い人がやりたがらないのは、農業政策の影響だろう。
米の需要を国内消費のみに頼り、減反政策や補助金に長いこと頼ってきた反動だ。
作らなかったらお金をもらえるなどという制度に、未来は感じられない。

今年から生産調整には関与しない、という農水省の方針だが、ちょっと遅すぎた。
それでも、海外で日本のコメへの需要が高まれば、まだまだ日本の米作りのノウハウは生きる。
農業の法人化も進め、大規模にやるべきだと思う。
それこそが、食料安全保障につながる。
なんで農水省は余剰にたくさん作って、輸出するということを考えなかったのだろうか。

いつ頃だったろうか、余ったコメを置いておいて、古米とか古古米とか言っていた。
あんなの、もったいない話だ。
輸出したらよかったのだ。
それで、もし国内のコメが足りなくなったら、輸入したらよかったのだ。

製造業はそういうふうにして、やってきた。
工業製品に陰りが出てきた今、農業で稼がなくてはならない。

そのためにも、オニロボに頑張ってもらおう。

| | 考えたこと | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンドといえば、やっぱりショーン・コネリー。
彼が初代のボンド。
あのバタ臭さと、ちょいワルな感じがベストだ。

2番めはピアーズ・ブロスナンがやっぱりいい。
こないだ、BSで彼が主演のTomorrow Never Diesをやっていた。
ショーン・コネリーよりもちょっと知的な感じだが、ワルい感じはある。
こないだ亡くなったロジャー・ムーアは、イギリス人なのだが、ちょっとアメリカっぽい感じがするので、3番目かと思う。

ボンドはやっぱり遊び心がないとサマにならない。
さらに、イギリス紳士らしさも必要だ。
酒に詳しく、遊び人で、ユーモアがある。
今のダニエル・クレイグは路線を変えてストイックになったから、どうも好みに合わない。

しかし、ジェームズ・ボンドと言っても、007(ダブルオーセブン)と言っても、こないだ今の大学生にはほとんど通じなかった。
初代ボンドが映画になったのが1962年。
ぼくが小学校1年のとき。
初めてボンドを知ったのが、1965年のサンダーボール作戦だった。
小学校の3年。この頃は週間少年マガジンとかに特集で出ていた。

初めて映画館で見たのが、「ダイヤモンドは永遠に」だったと思う。
ショーン・コネリーが久しぶりに復帰した映画。

スパイ映画にとって、ベルリンの壁が崩れたことは大きな痛手だったと思う。
それもあって、最近はあまり作られなくなったのだろう。
昨日のピアーズ・ブロズナンの映画も97年の制作。
中国のエージェントがボンドと一緒に活躍する。
こんな設定はベルリンの壁崩壊以前はあり得なかった。

そんな状態で、最近は3年に1作くらいの感覚で作られている。
世界が平和になり、国と国との戦争がなくなった(地域紛争は続いているが)から、こういう状態になったのだろう。

スパイという仕事は今でもあるのだろうが、どちらかというとハッカーが担っているようだ。
サイバーの世界で活動したほうが、効率がいい。
そんな時代になった。

今の若い人たちは「スパイ」という言葉に、憧れとか、かっこいいとか、そんな気持ちはひっついていない。

会社の先輩は、007は男のロマンと言っていた。

時代の流れだろう。



| | 考えたこと | 00:36 | comments(0) | trackbacks(0) |