考えたこと2

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テレビ取材記者
最近の記者会見はちょっと記者のレベルが低いと思う。
日大の記者を見ていてそう思った。
聞きたいことはわかるのだが、あまりにも直接的で、またみんな同じことを聞く。

どうしてそうなるのかというと、ワイドショーのクルーが来ていて、自分の番組用に絵を録りたいからだという。
だから、自分の番組のために、同じ質問でも何度もする。
もう答えはわかっていても、同じ質問をするのだ。

何だか低レベルの話だと思う。
別に自分たちが質問していなくても、誰かが聞いた答えを録っておけば済む話。
自分たちの番組のレポーターが聞いた絵でないといけないと思っているのか…。

ぼくはその手の場面を殆ど見ないが、たまに見ると聞いていられない。
まるで記者たちは自分たちが偉いと思っているようだ。
実際、記者会見をショーみたいに考えているのではないか。

いつからか、謝罪会見のインタビューの記者は、出来の悪い刑事や検事のようになった。
たしかに、記者会見をする本人は謝罪するようなことをしたかもしれないが、それを正義の味方のような顔をして責める権利はないはず。

時代とともに、ワイドショーが扱うものが広がってきた。
昔は芸能人の話題ばかりだったが、どんどん扱うものが社会や政治に関わるものに広がった。
ネットによると、個人情報保護法の影響もあるらしい。
個人への取材がやりにくくなったからだろう。
文字通り、ワイドになって、時間も拡大された。

予算がなくなったのが大きいと思う。
最近のワイドショーは新聞や週刊誌の話題を拾って、レギュラーの芸人たちがワチャワチャ言うというパターンだから、金はかからなくなっている。
あれなら、過去の番組の再放送をやったほうがマシだと思うが…。

というわけで、記者は視聴者の気を引くためにセンセーショナルになる。
だからといって、自分がエラくなるわけではない。
勘違いをした記者ばかりになる。

謝罪をするくらいだから、いいことはしていない。
日本は法治国家なのだから、ちゃんとその手順を踏んで裁かないといけない。

何とかならないのか…。

| | 考えたこと | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |