考えたこと2

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ユーミンが死語
今日、大学生と話をしていたら、ユーミンが通じない。
ぼくが、好きなものを紙に書いていたら、質問があった。
「そのユーミンというのは、何のことですか?」

ユーミンは略称だから、松任谷由実のことや、と答えたらそれもわからない。
有名な歌手、というと、どんな歌を歌っているのかと聞く。
朝ドラの主題歌だった「春よ来い」の一節を口ずさんだが、全くわからない。
ついにユーミンが死語になった。

今20歳だから、物心ついてから十数年経つ。
ここ十数年のユーミンの歌で、流行ったものはなかったか。
そもそも、流行歌というものもなくなったのか。

まあ、もう還暦を過ぎた歌手など、20歳が知らないで当たり前か。

ぼくが20歳の頃の還暦過ぎの人というと、明治か大正生まれだ。
たしかに、知らない。
有名人データーベースというページで1910年代生まれの人達をみても、全くピンとこなかった。

自分に置き換えてみて、なるほどと思った。
そんな古い人は知らないのだ。
そういえば、ぼくらは昭和生まれで、学生は平成生まれだ。
もう平成になって30年。

ユーミンが死語というのに驚いていてはイケナイ。
それが当たり前なのだ。

ぼくらはもうオジンなのだ。

| | 考えたこと | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
困った先生たち
ぼくの知っている限りの、困った大学のセンセイに関することを書いておく。
私立文系のセンセイだ。

25年間民間の技術系で働いて、学校法人に転職して大学教授を見てビックリしたことは、いろいろある。
もちろん、センセイもピンキリだろうし、ぼくのいた大学は下位の文系単科大学であることを断っておく。

まず驚いたのは、形式的な教授会。
資料がたくさんあり、討議していくのだが、形式を踏まないといけない。
それは大事だとは思うが、何十人かのメンバーで話す人は限られている。
また、手ぶらで来る人が多い。
だれも教授会を大事だと思っていないからだろう。
ノートくらい持ってこいよと、誰でも思う。

出張しても、まともな報告書を書かない。
国内であろうが、海外であろうが、書かない。
A4で1枚。
自分の出張旅費はいったいどこから出ていると思っているのだろう。
組織で共有しようとは思わないのだろうか。
中には何を書いてあるのかわからないものもあった。
完全に給料泥棒だと思った。

学生の面倒を見ない。
中には見る人もいたが、たいがいのセンセイは学生の面倒を見なかった。
ひどいやつは、在室時に研究室のドアに鍵をかけていた。
学校ではオフィスアワーというのを設定していて、その時間は自由に学生が来てもいいことになっていたが、その説明書類に「メールや電話で予約すること」などと平気で書く。
私立大学は収入のほとんどを学生の納付金に頼っている。
ということは自分たちの給料は学生が出してくれているということだ。
そう考えたら、面倒を見ると思うのだが…。

定形の書類が書けない。
ほとんどのセンセイは提出資料を書くのが苦手。
事務能力はほとんどの人がひどいレベル。
実際にはできるはずなのだが、やる気がないのだろう。
たいがい、ギリギリに出すか、遅れる。
そういうのは自分の仕事ではないと思っている。

人と比べられることを極度に嫌がる。
自分は学生を常に評価しているのに、自分の授業は他人に見られたくないらしい。
授業公開という制度をやっても、誰も見に行かないし、批判もしない。
その代り、自分も批判されない。
そういう暗黙の了解があるのだろう。
だから、進歩がないのだと思う。

結局は誰に雇われているのか、わかっていないのだろう。
民間企業から変わったぼくは、ビックリした。

誰でもびっくりするわなあ。



| | 考えたこと | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |