考えたこと2

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経理アウトソーシング
2000年当時、ぼくのいた会社は、人事部の福利厚生がアウトソーシングされて、とても親切になった。
ある日、電話をかけてビックリしたほどだ。
一方で人事、教育、採用、研修といったところは内部に残った。

今は経理がアウトソーシングしやすいと言われている。
本来の管理会計をするためにも、その手前までの事務は外部でやろう、ということだ。
大きな会社はそういうソフトを入れて、アウトソーシングしなくてもコンピューターでできるようにしている。
そこまでの投資ができなかったり、どこまでやれるかわからないという会社なら、アウトソーシングだろう。

簿記のルールに従って、仕分けをして、帳票を作るところまでが事務の仕事だと思う。
会社によって、いろんなローカルルールがあるだろうが、そこをちゃんと伝えれば、アウトソーシングはできると思う。
そういうケースをたくさん知っているアウトソーシング会社なら、かえって合理化できるかもしれない。

実際、経理の業務は電子化によって、激減した。
手書きの伝票を集めて、それを入力して、計算するという仕事がなくなったからだ。
起票者がコンピューターに入力すれば、転記も要らないし、計算も要らない。
集計業務はプログラムがやる。

コア業務の営業や設計、製造というような業務は、部分的には外注できても、大幅な外注は難しい。
逆に、経理のように、ルールが定まっている仕事は、外注しやすい。

日本の生産性が低いと言われているが、高めるためにもアウトソーシングはできる範囲で進めないといけない。

そうして生産性を上げないと、これからの少子化で生き残れない。

グローバルの世界だけでなく、ローカルの世界もそうしていかないといけないぞ。



| | 考えたこと | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
ネットの毒
インターネット上にはたくさんの毒がある。
自由でアナーキーなネットの特性でもある。
それをどうしていくのか、というのが今のSNSのテーマだろう。

しょっちゅう、SNSなどで炎上が起こっている。
それ自体は意味があることなんだろうが、それがまた反対の炎上を呼んだりする。
そして、人々の憎しみを助長する。
それがネットの避けられない運命のように見える。

ネットが生活の中心になっている人たちにとっては、それは大問題である。
匿名性も手伝って、過激な発言になったり、過度に敏感になってさらに別の問題を引き起こしたりする。
だから、炎上も増えてくる。
最後は必然的に罵り合いになったりする。
そして、過度な謝罪で幕を閉じる。
本当に反省したのではなく、そうしないと収まらないからやっているんだろう。

炎上を面白がっている人たちは多い。
一歩引いて、外から眺めるぶんには、面白い部分もある。
芸能人のブログなどの炎上はその類だろう。
どうしてそんな事に必死になるのか、ということだ。
ある意味、健全だとも言える。
そういう人たちがどれくらいいるのかはわからないが…。

ちょっと思想や政治が絡むと、ややこしい。
匿名性は憎悪を拡大する。
実際に渦中にある人同士は、実名でやっておられるのだから、徹底的にやられればいいと思う。
しかし、その周りにいる人の多くは匿名で、それを拡散したり、増長したりする。
何万人もフォロアーがいる人が、ひとことコメントすれば、それは瞬間的に何万人に伝わる。
伝わったフォロアーの何割かが匿名でフォローしたりする。
それを炎上というのだが、あまり度が過ぎると見ていて気分が悪くなる。
やっている人たちは、正義感でやっているのだろう。
だから、余計にシンドイ。

ぼくらは、そんな生活を望んだはずではなかった。
しょっちゅう人と人がいがみ合う姿を見ることが、ネットの目的ではなかったはず。
今までなら知らないうちに、生活できていた。
でも、今ネットをやっていれば、必然的にそれを目にしてしまう。

若い人たちは、SNSに親しんで育ってきた。
それがどんな影響を及ぼすか、わからない。

でも、若い頃から世界の見にくい部分を見なくてもいいと思う。
インフラとなったネットの毒の部分だ。
若い頃くらい、世の中は素晴らしいところだと思ってほしい。

このマイナスは大きいと思うのだが…。


| | 考えたこと | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) |