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2018.05.22 Tuesday
経理アウトソーシング
2000年当時、ぼくのいた会社は、人事部の福利厚生がアウトソーシングされて、とても親切になった。
ある日、電話をかけてビックリしたほどだ。 一方で人事、教育、採用、研修といったところは内部に残った。 今は経理がアウトソーシングしやすいと言われている。 本来の管理会計をするためにも、その手前までの事務は外部でやろう、ということだ。 大きな会社はそういうソフトを入れて、アウトソーシングしなくてもコンピューターでできるようにしている。 そこまでの投資ができなかったり、どこまでやれるかわからないという会社なら、アウトソーシングだろう。 簿記のルールに従って、仕分けをして、帳票を作るところまでが事務の仕事だと思う。 会社によって、いろんなローカルルールがあるだろうが、そこをちゃんと伝えれば、アウトソーシングはできると思う。 そういうケースをたくさん知っているアウトソーシング会社なら、かえって合理化できるかもしれない。 実際、経理の業務は電子化によって、激減した。 手書きの伝票を集めて、それを入力して、計算するという仕事がなくなったからだ。 起票者がコンピューターに入力すれば、転記も要らないし、計算も要らない。 集計業務はプログラムがやる。 コア業務の営業や設計、製造というような業務は、部分的には外注できても、大幅な外注は難しい。 逆に、経理のように、ルールが定まっている仕事は、外注しやすい。 日本の生産性が低いと言われているが、高めるためにもアウトソーシングはできる範囲で進めないといけない。 そうして生産性を上げないと、これからの少子化で生き残れない。 グローバルの世界だけでなく、ローカルの世界もそうしていかないといけないぞ。 |
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