考えたこと2

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手紙
毎週聞いているNHKラジオの日曜名作座で、先週から代書屋の話をやっている。
手紙にまつわる短編だ。
聞いていると、やっぱり手書きの手紙を書くのはいいと思う。

その影響もあって、今日は久しぶりに手紙を書いた。
写真をゆかりのある人に送るためだ。

それにしても字が下手になった。
98年あたりから字を書くことが減り、ワープロが増え、最近は殆ど書かない。
ここ20年ほどは、文字は打つものになった。

だいたい、封筒の縦書きがひどい。
ただでさえ字を書かないのに、縦書きをするのは本当に嫌になる。
うまく書けないからだ。

小学校のころ、明治製菓の製品を買って、シールを集めて送ったのがおそらく初めての縦書きだったと思う。
その後、中学になったら年賀状を書き始め、ずっと書いていた。
それも2000年くらいには、年賀状はプリンタに変わったし、メールが発達して封書など出さなくなった。

日本は明治以降、郵便の制度を広げてきて、便利になったから未だにやめられない。
ダイレクトメールが届く。
途上国なら、最初からメールと添付ファイルになっているのだろう。

話がそれた。
手書きの文字というのは、それなりの良さがある。
未だに就職関係の提出書類が半分以上手書きなのも、そこを見ているからだ。
字は人を表すということだ。

80年代には海外とのやり取りが多かったが、ヨーロッパやアメリカの人たちでも、時々びっくりするような悪筆があった。
FAXが来て、アルファベットだが、読めないこともあった。
慣れると読めるようになるのだが…。

エラくなると、秘書が書いてくれたりするからいいのだろう。
時々海外の空港で、ボイスレコーダーを持って喋っている人がいた。
出張報告を喋っているのだろうと想像した。
懐かしい思い出だ。

今日は比較的調子がよく、まあまあ読める字が書けた。
何枚かは失敗してゴミ箱行きになったが…。

昼からポストに入れに行くことにする。


| | 考えたこと | 19:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
グーグルのサーバー数
グーグルのサービスがどんどん良くなってきて、それに依存している人の数も増えている。
検索、メール、地図、カレンダー、ニュース、ドキュメント、Youtube、翻訳など。
一日一度はグーグルのサービスを使っているという人が、どれくらい日本にいるのだろう。

それにしても、それらのサービスを世界レベルで提供し、トラブルを起こさないというのは、本当に信じられない。
以前、大学のサーバーの管理責任者になったこともあったが(難しいことはわからないで委託していた)、24時間、365日途切れずにサービスをするというのは大変なことだ。

個人的には90年代後半から検索はグーグルにした。
こんなすごいページがありますよ、と職場で教えてもらって、その時からずっとグーグルだ。
そこからどんどんサービスが増えた。
検索エンジンに関連する広告収入で儲けたお金を、新しいサービスを作り、それらを維持するためのサーバーや発電所などに投資したということだ。

今やグーグルのサーバーの数は90万台くらいだと推定されている。
すごい数だ。
いまこの記事を書いているのも、グーグルドキュメントのクラウド上だ。
そこにこの文章が勝手に保存されていく。
そういう人がたくさんいる。

グーグルはソフトウェアの会社だが、それを維持するために膨大なハードを使っている。
それが、グーグルのインフラを支えていて、それがユーザーにいつでもグーグルのサービスを提供できる。
文字通り、インフラ産業になっているということだ。
それはアマゾンも同じこと。

ここまで、インターネットが発達するとは思わなかった。
まだまだIoTなどの技術は進むだろう。
スマートスピーカーやロボットもインターネットとつながって初めて意味を持つ。
人類がこれほどまでに一度に、記憶を大規模に外部に依存したことは今まであったのだろうか。

ぼくはそれをグーグルに依存しているのが、ちょっと恐い。
いつまでもグーグルが「邪悪になるな」という理念を持ち続けてくれることを祈るのみ。
別に、グーグルがなくなっても、ない時代に戻るだけなんだが、それは想像しにくいなあ。

今でもグーグルクロームを使っていて、ページを示すタブには5つほどグーグルのサービスが並んでいる。
形態はグーグルが開発したアンドロイドだし。
知らないところに行くときは、グーグルマップが頼りだし。

これらが有料になったり、なくなったりしたら、ちょっと困る。

まあ、その時は誰かが変わりをしてくれると思っておこう。



| | 考えたこと | 01:12 | comments(0) | trackbacks(0) |