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2018.05.20 Sunday
新しいチケット販売
テイラー・スウィフトの今年のツアーは、チケット販売の方式が変わったらしい。
去年から一部導入されていた「ファン認証プログラム」が拡大された。 これは、今までダフ屋に儲けをさらわれていた興行主が、対抗措置としてやっているものだ。 「ファン認証プログラム」は、テイラー・スウィフトのサイトに登録して、「ブースト・アクティビティ」に参加することで、チケットの購入優先権が与えられる、というものらしい。 つまり、普段からの熱烈なファンに限って、優先的にチケットを販売しよう、というもの。 ミュージックビデオを見るとか、アルバムやグッズを買うとか、写真を投稿するなどの活動でチケットが買いやすくなる。 一部のファンからは反発の声も上がっている。 いいチケットがほしければ、物を買えということか、というような声。 それでも、関係者は『ファンにとってもアーティストにとっても転売屋をたたけるいい戦略であり、「ソーシャルメディアで不満を言う人々が出てくるでしょうが、あれはもともとネガティブな意見のたまり場です」と CBC News に語っている。』とのこと。 ソーシャルメディアでの不満はネガティブな意見のたまり場、と言い切ってしまうところがスゴイ。 実際、値上げ目的で買うダフ屋は減って、興行収入は増えているとのこと。 テイラー・スウィフトだけでなく、ブルース・スプリングスティーンなどもこのシステムを使っている。 これによって、本当のファンに来てもらえる、という。 まあ普通に考えれば、転売目的のダフ屋はファンサイトで買い物などしないから、いい考えではあると思う。 アメリカ人は合理的だから、日本のAKB48のファンみたいにCDを何枚も買うような人はいないのだろう。 きっと熱烈なファンには、このシステムは評判がいいのだと思う。 熱烈ではないが、一応ファンであり、お金はあってコンサートには行きたい、というようなファンが反発するのかもしれない。 テイラー・スウィフトなら、熱烈なファンだけで、ツアーが埋まるから、それも戦略になるのだろう。 こういうのをジャニーズでやったら、どうなるのだろうか。 毎日ファンサイトでPVを見て、チケットを手に入れようとする人も出てくるんだろう。 CDを何枚も買う人もいるかもしれない。 もともとファンクラブ制をとっているのだから、効果はないか…。 そう考えると、ジャニーズのファンはスゴイと思う。 |
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