考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< May 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
中村雅俊といえば
中村雅俊といえば、青春モノの「俺達の旅」とか、学園ドラマの主人公のイメージが強い。
「俺たちの旅」は1975年から始まった。
大学生が主人公のドラマだった。
ぼくが大学に入った年だ。

実はこのドラマ、リアルタイムではほとんど見ていない。
下宿したりして、テレビとは無縁の生活だったからだ。
今と違って、当時はテレビは贅沢品。
下宿に1台、というようなものではなかった(テレビがある下宿はほとんどなかった)。
ぼくの下宿は、部屋のすぐ外に共同のガスコンロがあり、向かいが共同のトイレだった。
そんなところにテレビは似合わない。

それでも、家に帰った時、何度か再放送でチラチラ見た。
大学生の何とも言えないモラトリアムな感じが出ているドラマだった。
中村雅俊、田中健、秋野大作というトリオ。
それぞれ個性があって、時代の雰囲気を表している。
なんとなく、反体制という感じのドラマだった。

中村はドラマの主題歌も歌っていた。
この頃の中村雅俊が、ぼくの中の中村のイメージ。
とにかく、若かった。
そのイメージが強かったのか、中年以降の彼をあまり知らない。
歌手はやっていたのかもしれないが、あまりヒット曲はなかったと思う。
役者もやっていたのだろうが、これといって気を引いたものはない。

その中村が、おじいちゃんの役を朝ドラでやっている。
「半分青い」というドラマ。
実年齢が67歳。
そんな年には見えないが、もうおじいちゃんの役にならざるを得ない。

そういう時代になったのだ。
今の若い人たちは朝ドラなど見ないし、80年代の中村の歌も知らない。

でも、ぼくらは朝ドラを見て、「おお中村雅俊がおじいちゃんか」と感嘆する。

そういう年になった。


| | 考えたこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
スマートガン
スマートガンというのは、持ち主を登録しておいて、その人以外は撃つことができないという銃。
これはアメリカの銃規制で出てきたもの。
今の技術なら、わりと簡単に実現できそうだ。

だいたい、銃の問題は持ち主以外が発砲することが多いということで、こういうのが言われているんだろう。
少なくとも、売る時に認証した人でないと使えないということになると、だいぶ犯罪は減りそうだ。

警察への導入は、それでも進んでいないそうだ。
99%の信頼性では、アブナイという。
1%でも、撃つべき時に弾が出なかったら危険だからだ。

技術的には指紋で認証するとか、網膜で認証するとかいろんな方法がある。
GPSをつけて、どこで発砲したかがわかるようにするとか、銃によっては学校や空港で発砲できないようにすることも理論的には可能らしい。

これはいい考えだと思うが、それでも全米ライフル協会は反対している。
90年代にスミス&ウエッソンはスマートガンの開発をしていたが、銃規制に反対する人たちがボイコットの運動をして、廃業寸前にまで追い込まれたらしい。

アメリカ人の銃好きは国民性なんだろうか。
それとも、移民国家だからだろうか。

最近は西部劇を見ないが、昔はよくやっていた。
もちろん、カウボーイが出てくるのだが、みんな銃を持っている。
ちょうど侍が刀を持っているのと同じだ。

日本なんて、少し紆余曲折はあったが、明治の廃刀令でみんな刀は持たなくなったから、平和なものだ。
それでも、昭和のヤクザ映画では、健さんが雪の中番傘で、刀を持って一人で殴り込みというシーンはあった。
まあ、映画だからなあ。

あと何十年かしたら、そういう人たちも減って、銃に対する意識も変わっていくのかもしれない。
アメリカの高校生の意識はだいぶ変わっていると聞く。

しかし、まだまだそうはいかないように思う。


| | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |