考えたこと2

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老化すること
年をとるとだんだんと力がなくなる。
筋肉が落ちてくるということだろう。
今まで回せていたペットボトルのキャップが回せなくなったり、プルトップが引き上げられなくなったりする。
もちろん、新品の瓶のフタも開かない。
生活に必要な力がなくなるのだ。

2030年になると、そういう老人が増える。
人口の1/3が高齢者になるから、必然的に力のない人が増えるだろう。
今からその時の対策をしておかないといけない。

まだぼくはそういう状態にはなっていないが、ビニール袋に入った醤油などをあけるのはしんどくなった。
老眼で切れ目が見えないからだ。
いちいち開けるために老眼鏡を出すのは面倒くさい。
だから、いつも苦労する。
そういう時に、年を感じるのは事実。

ちょっと前から膝が痛い。
今までそんなことは一度もなかった。
整形外科に行ったが、レントゲンを撮って骨はなんともないと言われた。

だいぶ前から物忘れが多いとか、途中で何かあると、何しにここに来たのかな、ということがある。
だいぶボケてきたのだろう。

いろんなことが重なって、だんだんと不安になる。
生きていくのは大変だ。

2030年問題とは、そういう人が世の中に増えるということだ。

これは深刻だぞ。

| | 考えたこと | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
なぜリチウム?
最近、今まで電池で使えなかったものが、どんどん電池で使えるようになってきた。
電気自動車をはじめとして、モーターで空を飛ぶドローンや高性能のスマホや電気掃除機など。
小さなものでは、カイロなども電池式になった。
そのおかげで、いろんなものが持ち運びしやすくなった。

それらの電池はほとんどリチウム電池だ。
なんでリチウムなのか、というと中学の頃理科で習った、イオン化傾向というやつが原因らしい。
イオン化傾向というと、わかりにくいが、「水兵リーベぼくの船」という語呂合わせなら覚えている人も多いと思う。
これは、水素、ヘリウム、リチウム、ベリリウム…という元素の並び。
リチウムは水素やヘリウムの次に、イオン化傾向が高い、ということだ。

イオン化傾向が高い、ということは電子の受け渡しをしやすいということで、それがバッテリーに向いているという。
リチウムイオンというものが、それを実現している。
この順番は決まっており、ヘリウムや水素は気体だから、金属元素では一番ということになる。
だから、リチウム電池なのだ。

またリチウムは軽くて小さい。
だから、バッテリーに向いている。
ただ、それだけ反応しやすいので、急速に反応すると爆発したりする。
だから、時々スマホやパソコンが燃えだしたりする。
扱いには注意しないといけない、ということだ。

なかなか実用化されなかったのは、リチウムと安定して反応する相手の物質が見つからなかったためらしい。
それが見つかったので、実用化された。
もちろん、電気を制御して充電する仕組みなども、一緒に開発された。
ある種危険な物質だが、それを上手に使えるようになった、ということだ。

半導体がシリコンを使うのに対して、電池はリチウムを使う。
シリコンは地球上にたくさんあるが、リチウムは希少だ。
だから、値段はそんなに下がらないだろう。

でも、イオン化傾向はずーっと前から分かっていたのに、最近になってやっとリチウムというものが使えるようになった。
きっといろんな人が、いろんな努力をしてきたのだろう。
そのおかげで、いろんなものがコードレスで使えるようになった。

希少な物質ということだから、なかなか捨てられない。
家にいろんなものがたまってくる。
古いスマホや、古いデジカメなど、リチウム電池が入っているものはどうしたらいいのだろう。

早くリサイクルの仕組みを作って、安心して捨てられるようにしてほしい。

でないと、もったいないぞ。

| | 考えたこと | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |