考えたこと2

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Lineの略語
ぼくはほとんど使わないのだが、若い人の間では今やメールよりもメッセージアプリ(Line)だという。

そこで使われる言葉が載っているページがあった。
それを見ると、これはわからんなあ、という略語がたくさんある。
略語というのはだいたい途中の音を略しているので、わかるものはわかるのだが、この略語がわからないのは長い文章を略したり、元々略している言葉自体がわからないケースがあるからだろう。
とにかく早く返事を出さないといけない、というニーズがあるんだろう。
特にわかりにくいものを紹介する。

あーね!・・・あーなるほどね!
雰囲気はわかるが、元の言葉がわからない。

あげぽよ・・・とても喜び気分が高揚している。
「あげ」は高揚のことだとわかるが、「ぽよ」がどんな擬態をあらわしているのかわからない。

イチキタ・・・一時帰宅。
この一時帰宅というのは、学校から帰ってまた出てくるという意味かな。

ウーロン茶・・・うざいロン毛な茶髪。黒髪なら黒ウーロン茶でしょうか。
これはわからない。

オラつく・・・自分が一番だと思い、横柄に振舞う。
オラオラという雰囲気をちらつかせる、という意味だろう。雰囲気はわからなくもない。

きもさみ・・・気持ち悪い見た目のうえ、寂しい様子を表す。
どんなシチュエーションで使われるのかな。

ぐるちゃ・・・グループチャット。
これはグループチャットという単語を知っているならわかる。

け・・・おっけー。
なぜ「お」でないのか、不思議だ。

ジョジョ・・・ジョジョの奇妙な冒険。最高に楽しいです。
いきなり出てきたらわからない。

しょんどい・・・正直しんどいと言う意味。
面白いが、「しんどい」は関西だけ?

そま?・・・それってまじ?
いきなり出てきたらシンドイ。

てへぺろ・・・舌を口から出し、空気に触れさせている様。甘えているつもり。
「ぺろ」で下を出しているのはわかるが、「てへ」は何のことだろう?

バ終・・・バイト終わった
「ばしゅう」と読むのか?

メンディー・・・めんどくさい気持ちを表す
これは何となくわかりそう。

よし!・・・タバコを吸う際の隠語です。
こんなんあるのか。

り・・・了解
「り」だけというのはスゴイ略。

わず・・・なうの過去形
それはもう終わった、とかそこにいた、という時に使うのか?

尼・・・amazon
尼崎ではないのか。

これらを実際に使う女子高生のLINEの会話の例が出ているページもあった。

A子「ひまー。誰か こちゃしてー」
B子「 かまちょかよ  鬼うざ」
C子「それなw」
A子(スタ爆)
B子(スタ爆)

通訳すると

A子「ひまなので、誰か1対1のトークをしてください」
B子「かまってほしがる人なのですか。とてもうっとうしいです」
C子「その通りですね(笑)」
A子(号泣しているスタンプを連打)
B子(嘲笑うようなスタンプを連打)

「スタ爆」は「スタ連」とも呼ばれ、トークルームや友だちのタイムライン投稿にスタンプを続けて何度も打つことらしい。
スタ爆された相手は、即座にスタンプであふれた通知欄のスクリーンショットを撮り、「スタ爆ありがとー」とタイムラインに投稿して友情を確認するのが通例とのこと。
これが友情の確認なのだろうか。

まだ2ちゃんねるのネット言葉はわからなくもないが、こちらはより仲間内の隠語に近づいている感じだ。
それだけ閉じた世界になっているんだろう。

だんだん難しくなるなあ。



| | 考えたこと | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国の印象
第二次大戦で日本は中国を侵略した。
正確にいうと、第二次大戦の前の日華事変と呼んでいるあたりからだ。
理由をつけてよその国に行って、指導者を担ぎあげて、その国の一部を独立国と称して裏で権力を握った。
それらのことをどれくらいの若い人たちが知っているのだろうか。
日本の陸軍がやったことだ。

中国がオバマ大統領の広島訪問を喜ばないのは、まるで日本が被害者のようになってしまうからだろう。
南京の大虐殺で何十万人も一般人を殺したということを、声高に言っている。
ぼくは何十万人も殺したというのは信じないが、火のない所に煙は立たないから(中国の場合、そういうこともあるが)、全くないとは思わない。
ウソのプロバガンダをやるのは腹が立つが、日本の外交は下手だから言われっぱなしでも仕方がないと思う。
もうちょっと上手になってほしい。

当時、中国には欧米列強もみんな行っていた。
だから、日本は悪くないとは言わないが、中国でやっている歴史教育にもおかしな所はあると思う。
自分たちが世界の中心だ、という考え方を中華思想というが、そういう考え方をするのもどうかと思う。
しかし、日本が中国を侵略したのは歴史上の事実だし、そこは謙虚に悪かったと思う…
というように、中国に対してはある年齢以上の人たちは、悪いことをした、という気持ちは持っているんだと思う。

でも、それが公式な謝罪の対象だとは思わない。
だから、広島でも謝罪は望まない。

法的にはもう終わったことだし、そんなことを言い出したら世界中でややこしくなる。
悪かったと思うことと、謝罪をすることとは違う。
日本の問題は、それをちゃんと教育していないことだろう。
歴史の教科書には書いてはあるが、近代史はちゃんと教えない。

一方で、アメリカの世論調査機関によると、世界40ヵ国で4万5435人に中国への好感を持つか否かを聞いた結果を2015年6月に発表した。
それによると、『オーストラリアでは「イエス」が57%、「ノー」が33%だった。アメリカでは「イエス」が38%、「ノー」が54%、韓国では「イエス」が61%、「ノー」が37%、フィリピンでは「イエス」が54%、「ノー」が43%だった。40ヵ国の中間値は「イエス」が55%、「ノー」が34%だった。ところが日本では「イエス」はわずか9%で「ノー」が89%だから、日本人の中国嫌いは世界で突出している。』とのこと。

今や世界2位のGDPを持つ中国は、世界のほとんどの国で好かれている。
日本だけが嫌っているのが実情だ。
もちろん、中国国内では同じように日本を嫌っている人は多い。
だからおあいこだというのは日本人の論理。

それはそうなのだが、この関係はちゃんと修復したほうがいいと思う。
どうやって修復するのかはわからないが、ホントに何とかしたほうがいい。

あと10年、20年先には中国は大きなパワーを持つかもしれない。
イギリスなどは着々とその時に備えている。
あんなに遠い国でさえだ。

あの賢さを見習わないといけない、と思う。

| | 考えたこと | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) |