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2016.06.13 Monday
ロボット作り
台湾のASUSというパソコンの会社が家庭用のロボットを発表した。
身長が大人の膝くらいで、Zenboという商品名。 手はなく、動く球体とアーム状の首と液晶ディスプレイがついた頭の部分がある。 呼べばこっちを向いて来るようになっている。 人間と会話したり、写真を撮ったり、見せてくれたり、踊ったりする。 表情は液晶で変わる。 こういう家庭用のロボットは日本の家電メーカーは出さないのだろうか。 日立、東芝、パナソニック、ソニー、三菱など、メーカーはあるのに、どうも元気がない。 ソニーはaiboをやめて、ロボットもやめてしまったようだ。 でも、こういうのはソニーが得意だったはず。 高齢化の面からも、人間とコミュニケーションできるロボットは売れるはず。 ビジネスチャンスはあるはずだ。 コミュニケーションできて、家電をコントロールでき、インターネットにもつながり、聞けばなんでも教えてくれるロボットはきっと必要になる。 一人暮らしの高齢者に売れる。 話すことで認知症予防にもなる。 世界で高齢化率1位を走っている日本だから、こういうロボットの市場は大きい。 でも、そのたぐいのものは、ソフトバンクのPepperくらいだ。 業務用だし、ちょっと値段が高すぎる。 アマゾンもグーグルも動くロボットではないが、アシスタントデバイスとか、グーグルホームとかいう据え置き型の音声コミュニケーションができるものをアメリカで販売しはじめた。 両社ともAIやクラウドに強いから、動きが速い。 音楽のデーターベースを持っていたり、写真のクラウドサービスをやっていたりするから、インターネットにつながったサービスは簡単にできる。 一人暮らしなら、家に帰って「電気をつけてくれ」と言ったらつけてくれたりすると便利だ。 独身者も増えているし、結婚年齢も上がっているから、そういう需要もあるだろう。 家電機器を販売してることは強みになるはず。 こういうところに日本の強みを発揮してほしい。 ソニーの家電コントロールロボットが出たら買うんだけどなあ。 |
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