考えたこと2

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中国の印象
第二次大戦で日本は中国を侵略した。
正確にいうと、第二次大戦の前の日華事変と呼んでいるあたりからだ。
理由をつけてよその国に行って、指導者を担ぎあげて、その国の一部を独立国と称して裏で権力を握った。
それらのことをどれくらいの若い人たちが知っているのだろうか。
日本の陸軍がやったことだ。

中国がオバマ大統領の広島訪問を喜ばないのは、まるで日本が被害者のようになってしまうからだろう。
南京の大虐殺で何十万人も一般人を殺したということを、声高に言っている。
ぼくは何十万人も殺したというのは信じないが、火のない所に煙は立たないから(中国の場合、そういうこともあるが)、全くないとは思わない。
ウソのプロバガンダをやるのは腹が立つが、日本の外交は下手だから言われっぱなしでも仕方がないと思う。
もうちょっと上手になってほしい。

当時、中国には欧米列強もみんな行っていた。
だから、日本は悪くないとは言わないが、中国でやっている歴史教育にもおかしな所はあると思う。
自分たちが世界の中心だ、という考え方を中華思想というが、そういう考え方をするのもどうかと思う。
しかし、日本が中国を侵略したのは歴史上の事実だし、そこは謙虚に悪かったと思う…
というように、中国に対してはある年齢以上の人たちは、悪いことをした、という気持ちは持っているんだと思う。

でも、それが公式な謝罪の対象だとは思わない。
だから、広島でも謝罪は望まない。

法的にはもう終わったことだし、そんなことを言い出したら世界中でややこしくなる。
悪かったと思うことと、謝罪をすることとは違う。
日本の問題は、それをちゃんと教育していないことだろう。
歴史の教科書には書いてはあるが、近代史はちゃんと教えない。

一方で、アメリカの世論調査機関によると、世界40ヵ国で4万5435人に中国への好感を持つか否かを聞いた結果を2015年6月に発表した。
それによると、『オーストラリアでは「イエス」が57%、「ノー」が33%だった。アメリカでは「イエス」が38%、「ノー」が54%、韓国では「イエス」が61%、「ノー」が37%、フィリピンでは「イエス」が54%、「ノー」が43%だった。40ヵ国の中間値は「イエス」が55%、「ノー」が34%だった。ところが日本では「イエス」はわずか9%で「ノー」が89%だから、日本人の中国嫌いは世界で突出している。』とのこと。

今や世界2位のGDPを持つ中国は、世界のほとんどの国で好かれている。
日本だけが嫌っているのが実情だ。
もちろん、中国国内では同じように日本を嫌っている人は多い。
だからおあいこだというのは日本人の論理。

それはそうなのだが、この関係はちゃんと修復したほうがいいと思う。
どうやって修復するのかはわからないが、ホントに何とかしたほうがいい。

あと10年、20年先には中国は大きなパワーを持つかもしれない。
イギリスなどは着々とその時に備えている。
あんなに遠い国でさえだ。

あの賢さを見習わないといけない、と思う。

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