考えたこと2

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初級システムアドミニストレーター
昨日書いたが、1999年に初級システムアドミニストレーターという資格を取った。
今はもうない。
ITパスポートというのに変わっている。

この資格はコンピューターの管理者ではなくて、ユーザーの知識と言われたもの。
一般的にはヘビーユーザーと言われたりする人たち向けの資格と聞いた。
ぼくはコンピューターオタクではないが、コンピューターを使って仕事を便利にするとか、どう使えば合理的かというようなことを考えるのは好きだった。

この当時、ぼくが買っていたコンピューター関係の雑誌や本はけっこう多かった。
Macの月刊誌、解説本、ウィンドウズの本…など。
この時期が一番パソコンに興味があった時期だ。
94年に最初のMacを買った時から計算すると、年間でパソコン関係の書籍や本体、付属品などに、平均8万円を使っていた。
つまり、5年間で40万円を使っていた、という計算だ。

40万円を投資したからには、何かリターンがないと損だと思った。
そこで出てきたのが、この資格。
これなら、今まで雑学で覚えたことが役に立つと思い、受けてみることにした。
一応、過去問題集を買って、ひと通りやった。
それだけの対策。

でも、さすがに40万かけただけあって、試験は一発合格だった。

試験は関学であった。
ぼくの前の席の男性が、しきりに電卓を叩くのが気になったという記憶がある。
電卓は持ち込み可だった…ということか。

最後の問題がエクセルのセルの計算式の問題で、時間ギリギリまで苦戦した。
この問題は銀行の融資に関する問題だったと思う。
言葉の意味がわからなければできない問題で、学生には不利だと思った。
当時、久しぶりに頭を思い切り使った、という印象だった。

資格って、こういうふうに取れるのか、と思った。
好きで何かに一生懸命になる。
時間を忘れて本を読んだり、機械に触ったりする。
そこで得た知識を元に試験を受ける。
そうすれば、事前の勉強など過去問だけでよい。

よく出来た話だ。

ただし、初級システムアドミニストレータを取ったからといって、何の得もなかった。

それでもよかった。

これには後日談がある。

2002年くらいに上級システムアドミニストレーターという試験も受けた。
この時も事前の勉強をせず、落ちてもいいと思って受けた。
さすがに、前半のコンピューターの知識の試験は自己採点でギリギリOKだったが、後半の小論文のテストが苦しかった。

一緒に受けに行った人に、過去問もやってないのか、と呆れられた。

案の定落ちた。

やっぱり、過去問くらいはやればよかったと後悔しても後の祭り。

楽をして結果は出ないということだなあ。

| | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
マイクロソフトとアップル
Windowsを作っているのがマイクロソフトで、iPhoneやiPad、マッキントッシュを作っているのがアップルだ。
マッキントッシュというのは、パソコンの名前で、Macとも言う。

ぼくの最初のパソコンはMacだった。
1994年だった。Windows95が出る前だ。まだ会社でパソコンが1人1台になっていない頃だ。
会社の金でアメリカに留学した社員が、向こうではMacですよ、といって、会社に持ってきているMacを見せてくれた。
それを見て、これだと思った。
パソコンの基礎はMacで学んだ。

当時のアップルやMacには熱狂的なファンがいて、完全に宗教だったと思う。
Macは常に素晴らしく正しい、と思っている人たちが一定数いた。
そのいう人たちが当時たくさんの解説本を書いていた。
それで画像の大きさと画面の関係、ファイル名やディレクトリ、正規表現やアプリケーションとファイルの関係など、たくさんのことを覚えた。
当時のMacのOSは結構先進的で、素人にもよくわかる構造を持っていた。
ぼくが1999年に初級システムアドミニストレーターの試験を通ったのも、Macで覚えた知識が少しは役だったのだと思う。

しかし、Windows95が出て、会社の状況が変わった。
1人1台の時代が来た。
それでも頑張ってMacを使っていたのだが、会社のメールを家で使おうとするとMacではダメだということになって、あきらめてWindowsのノートを買った。
会社のネットワークに入れないPCを持っていても仕方ない。
しばらく趣味用として置いてあったが、親戚にあげた。
これで、ぼくのアップル教徒は終わった。

そこからはマイクロソフトに転向した。
マイクロソフトのPCを使っている人たちはそんなに熱狂的でない。
便利だから、安いから、使わないと仕方ないから…、そんな人たちが多い。
それほどマイクロソフトに忠誠心はない。

なぜアップルを使わないか…。
単に値段が高いからだ。
ほとんど同じことがマイクロソフトでもできる。

パソコンについては、マイクロソフトが勝った。
まだMacは残っているが、シェアは低い。
マイクロソフトの1/18らしい。

しかし、iPadを加えると、アップルは健闘している。
タブレットでは強い。

パソコンはなくならないと思うが、その一部はタブレットに取って代わられるだろう。
そのタブレット部門にはグーグルが参加して、三つ巴の争いが始まっている。

日本の会社が入っていないのが残念だ。


| | 考えたこと | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) |