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2014.04.18 Friday
生産年齢人口
16日付の新聞に記事があった。
それによると、 「総務省が15日発表した2013年10月時点の推計人口によると、数値を公表し始めた1950年以降、15〜64歳の生産年齢人口が32年ぶりに8千万人を割り込んだ。一方で65歳以上の高齢者(老年人口)は過去最高の25.1%に達した。 推計人口は国勢調査をもとに、毎月の人口移動などを加味して算出するもので、毎年4月に前年10月時点の数値を公表している。総人口には定住外国人を含めている。 15〜64歳の生産年齢人口は前年より116万5千人減って7901万人。総人口に占める割合は62.1%。 65歳以上の高齢者は前年より110万5千人増えて3189万8千人。総人口に占める割合は25.1%と過去最高を更新した。 定住外国人を含む総人口は1億2729万8千人で3年続けての減少。前年比で21万7千人減り、減少幅は3年連続で20万人を超えた。」 と書いてある。 生産年齢人口が64歳まで、というのもちょっとシンドイが、そこまで入れないともっと減ってしまうのだろう。 しかし、15歳〜64歳の人口が62.1%で、65歳以上の人口が25.1%となると、0歳〜14歳の人口は12.8%しかない。 人口が1億2700万人だから、その12.8%は1625万人になる。 総務省のデーターを見ると、一方で高齢者予備軍の55歳〜64歳の人口は1740万人もいる。 これが少子化というものなんだろう。 のんびりしているが、これは確実に来る未来だ。 高齢者の割合は、今が4人に1人だが、20年後には3人に1人になる。 50年後には人口が8674万人に減少し、だいたい高齢者の割合は4割になる、という推計らしい。 8674万人いて、3500万人が高齢者ということになる。 どう考えても、少子化前の高度経済成長期に作ったシステムがまともにうごくワケがない。 年金や医療の制度は破綻する予定、ということだ。 こんなことは誰でもわかることだろう。 なのに、何もしないというのはどうなっているのか。 新聞にも書いてない。 だれか、まともな意見を載せてくれ。 |
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