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2014.04.16 Wednesday
マイクロソフトとアップル
Windowsを作っているのがマイクロソフトで、iPhoneやiPad、マッキントッシュを作っているのがアップルだ。
マッキントッシュというのは、パソコンの名前で、Macとも言う。 ぼくの最初のパソコンはMacだった。 1994年だった。Windows95が出る前だ。まだ会社でパソコンが1人1台になっていない頃だ。 会社の金でアメリカに留学した社員が、向こうではMacですよ、といって、会社に持ってきているMacを見せてくれた。 それを見て、これだと思った。 パソコンの基礎はMacで学んだ。 当時のアップルやMacには熱狂的なファンがいて、完全に宗教だったと思う。 Macは常に素晴らしく正しい、と思っている人たちが一定数いた。 そのいう人たちが当時たくさんの解説本を書いていた。 それで画像の大きさと画面の関係、ファイル名やディレクトリ、正規表現やアプリケーションとファイルの関係など、たくさんのことを覚えた。 当時のMacのOSは結構先進的で、素人にもよくわかる構造を持っていた。 ぼくが1999年に初級システムアドミニストレーターの試験を通ったのも、Macで覚えた知識が少しは役だったのだと思う。 しかし、Windows95が出て、会社の状況が変わった。 1人1台の時代が来た。 それでも頑張ってMacを使っていたのだが、会社のメールを家で使おうとするとMacではダメだということになって、あきらめてWindowsのノートを買った。 会社のネットワークに入れないPCを持っていても仕方ない。 しばらく趣味用として置いてあったが、親戚にあげた。 これで、ぼくのアップル教徒は終わった。 そこからはマイクロソフトに転向した。 マイクロソフトのPCを使っている人たちはそんなに熱狂的でない。 便利だから、安いから、使わないと仕方ないから…、そんな人たちが多い。 それほどマイクロソフトに忠誠心はない。 なぜアップルを使わないか…。 単に値段が高いからだ。 ほとんど同じことがマイクロソフトでもできる。 パソコンについては、マイクロソフトが勝った。 まだMacは残っているが、シェアは低い。 マイクロソフトの1/18らしい。 しかし、iPadを加えると、アップルは健闘している。 タブレットでは強い。 パソコンはなくならないと思うが、その一部はタブレットに取って代わられるだろう。 そのタブレット部門にはグーグルが参加して、三つ巴の争いが始まっている。 日本の会社が入っていないのが残念だ。 |
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