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2014.04.20 Sunday
ボランティア
またまた、コンピューターの中の整理をしていて出てきたメモ。
30代のころに考えていたこと。 この年の1月に阪神大震災が起こった。 この時から、ボランティアが盛んになったんだろうと思う。 これまた、今も同じ考えで情けない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ボランティアについて、まず考えたことは、やらなければいけないからやるのか、やりたいからやるのか、という事。 やらなければいけないから、やるというのは、危険だと思う。 偽善になってしまい、施しになってしまうから。 また、ボランティアができる、というのは、その社会が豊かであることが必要。 食うや食わずの状態では、人のことをかまってなどいられない。 したがって、その社会を豊かにしている人たちに感謝する部分がないといけないと思う。 ぼくは、自分のことで精一杯なので、ボランティア活動をしたことがない。 唯一、落研の時に毎年春・夏に各地の老人ホームを慰問して回ったくらい。 但し、これは自分が好きでこちらから行かしてもらったという意識で、あんまり、ボランティアとは言えないと思う。 しかし、老人ホームで、バカ受けして、高座の後に年寄りの人たちに礼を言われたりすると、何かいい事したのかなあと思う。 こういう状況が最も意識せず、自然にやっていけることだと思う。 ボランティアは、ちょっとした気持ちで出来るようなものではなく、自分がやりたくて、必死になる様なものだと思う。 ぼくは自分を守ろう守ろうとしているので、何かに必死になるという事を避けてきたようなところがあり、だからボランティア活動というものとは、なかなか縁がないのだと思う。 このごろ、何となく空虚な日々が続いている。 あーあ、なにかいいことないだろうか。 1995.6.29. |
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