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2014.04.16 Wednesday
初級システムアドミニストレーター
昨日書いたが、1999年に初級システムアドミニストレーターという資格を取った。
今はもうない。 ITパスポートというのに変わっている。 この資格はコンピューターの管理者ではなくて、ユーザーの知識と言われたもの。 一般的にはヘビーユーザーと言われたりする人たち向けの資格と聞いた。 ぼくはコンピューターオタクではないが、コンピューターを使って仕事を便利にするとか、どう使えば合理的かというようなことを考えるのは好きだった。 この当時、ぼくが買っていたコンピューター関係の雑誌や本はけっこう多かった。 Macの月刊誌、解説本、ウィンドウズの本…など。 この時期が一番パソコンに興味があった時期だ。 94年に最初のMacを買った時から計算すると、年間でパソコン関係の書籍や本体、付属品などに、平均8万円を使っていた。 つまり、5年間で40万円を使っていた、という計算だ。 40万円を投資したからには、何かリターンがないと損だと思った。 そこで出てきたのが、この資格。 これなら、今まで雑学で覚えたことが役に立つと思い、受けてみることにした。 一応、過去問題集を買って、ひと通りやった。 それだけの対策。 でも、さすがに40万かけただけあって、試験は一発合格だった。 試験は関学であった。 ぼくの前の席の男性が、しきりに電卓を叩くのが気になったという記憶がある。 電卓は持ち込み可だった…ということか。 最後の問題がエクセルのセルの計算式の問題で、時間ギリギリまで苦戦した。 この問題は銀行の融資に関する問題だったと思う。 言葉の意味がわからなければできない問題で、学生には不利だと思った。 当時、久しぶりに頭を思い切り使った、という印象だった。 資格って、こういうふうに取れるのか、と思った。 好きで何かに一生懸命になる。 時間を忘れて本を読んだり、機械に触ったりする。 そこで得た知識を元に試験を受ける。 そうすれば、事前の勉強など過去問だけでよい。 よく出来た話だ。 ただし、初級システムアドミニストレータを取ったからといって、何の得もなかった。 それでもよかった。 これには後日談がある。 2002年くらいに上級システムアドミニストレーターという試験も受けた。 この時も事前の勉強をせず、落ちてもいいと思って受けた。 さすがに、前半のコンピューターの知識の試験は自己採点でギリギリOKだったが、後半の小論文のテストが苦しかった。 一緒に受けに行った人に、過去問もやってないのか、と呆れられた。 案の定落ちた。 やっぱり、過去問くらいはやればよかったと後悔しても後の祭り。 楽をして結果は出ないということだなあ。 |
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