考えたこと2

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奨学金問題
奨学金という制度、ぼくらが学生の頃は厳しいものだった。

一部は返さなくてもいいとか、条件を満たせば全額返さなくてもいいとか、そういうものだったと思う。
これが普通の奨学金というものだったし、それしかなかった。

しかし、今はそうではない。
学資ローンになっている。
それを運営しているのが、学生支援機構。

第一種の奨学金というのが従来に近い奨学金。
第二種というのが、学資ローンである。

もちろん、借りたら、返さないといけない。
月に5万借りたら年間60万。
4年で240万円。
これを15年かけて返していく。
利率によって変わるが、月額1万5千円くらい。
現状では就職難でもあり、そのせいか取り立ても厳しくなって、3ヶ月以上滞納すると債権回収会社に回される。
それで返せないと、いわゆるブラックリストに載ってしまう。
ローンも組めないし、カードも作れなくなる。

もちろん、借りた方に責任がある。
それは明らかだ。
借りたら返さないといけない。

しかし、貸す方にも問題はないのか。
おそらく返すのは大変だという人にも貸す。

学校も、学生に来てもらいたいから手続きする。

学校に来ることで、それだけの付加価値が付けられればいいが、とても無理だと分かっていても借りさせてしまう。

よってたかって、若い人の将来を食い物にしている。

老人たちが、自分たちの儲けを守ろうとしているのだ。

こういう風にして、世代間格差が大きくなっていく。




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