考えたこと2

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落ち着くこと
ギターの弦を張り替えるというのは、ちょっとめんどくさい作業。
でも、やり出すと楽しい。落ち着くのだ。

ギターの弦は、必要な長さよりもちょっと長く作られている。
70年代のフォークの人たちは、余った部分を切らずに、ギターのヘッドのところから伸ばしていた。
ギターの糸巻きのところから、6本のアンテナが伸びているような格好だった。

今は、そんなことをしている人は見なくなった。
あれはアブナイ。
細いスチールの線なので、先がささると出血する。
それでも、当時は弦を切らずに伸ばしていた。こんな事でも流行がある。

張るときには、ちゃんと弦長にあわせて、あまった分を切る。
巻き代をとって、弦を張ってから、あまりを切るのだ。
まずは太い方から3本を外して、ボディのところを掃除し、フィンガーボードを掃除し、それから新しい弦を張る。
続いて、細い方3本も同じように変えていく。

弦を張り替えると、音が変わる。ギターが生き返ったようになる。
張った直後は、すぐに弦が緩むので、弦の真ん中あたりを強く上に引っぱって、離すという作業をする。
これで糸巻きの部分の弛みを取って、音が狂いにくくする。

この作業をしていると、集中して他のことを考えなくなるから、落ち着くのだろうか・・。

日常から離れて、没頭する感じ。

単純だが、気の抜けない作業、でも毎日していることではない・・・。

そういう作業は他にもあるだろうか?
・・・思いつかない。

そういう意味では、貴重な作業なんでしょうね。

誰しも、「私はこれ」というのがあるのかな?


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