考えたこと2

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おかしな言葉
前から、おかしな言葉だと思っていた言葉がある。

こないだ読んだ、池田晶子の「勝っても負けても」にあった、「いまいましいゴミ問題」で思い出した。

「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という表現だ。
これは、どう考えてもおかしい。

「燃やすゴミ」「燃やさないゴミ」というべきだ。

「燃えるゴミ」というのは焼却炉で無害に燃やせるゴミのことであり、「燃えないゴミ」というのは、焼却炉で燃やすと有害なガスが出るゴミのことだろう。
基本的には、家庭から出るゴミは(資源ゴミは別として)、燃やせるのだ。

燃やすか、燃やさないかは決めごとであり、それは焼却設備の性能に依存しているはず。
焼却炉を新型にすると、高温での燃焼が可能になり、今まで燃やせなかったものが燃やせるようになる。

実際、ウチでも最近プラスチックは「燃えないゴミ」から「燃えるゴミ」に変わった。

どう考えても、おかしいでしょう。
こないだまで燃えなかったのに、燃えるようになった・・そんなアホな。

ちゃんと、「燃やすゴミ」「燃やさないゴミ」という、正しい言葉にすればいいと思う。
そうしないと、子供が間違った認識を持ってしまうだろう。

石油から作ったプラスチックが「燃えない」などという常識を持ってしまったら、火事になったときなど、困るだろう。
「燃えるけど、燃やさないゴミ」というのは長ったらしいし、やっぱり「燃やさないゴミ」が正解だと思う。

ぜひ、正しい呼び名に変えてほしい。

| | 考えたこと | 22:32 | comments(2) | trackbacks(0) |