考えたこと2

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ジーンズはスリム
ジーンズというと、あまり流行がないのかと思っていたら、そうでもない。

70年代はベルボトムといって、裾が広がっているものがはやっていた。
おそらく、裾の部分が30センチくらいあって、靴が完全に隠れるような幅だったと思う。
当時好きだった、GAROという3人組のグループが、ベルボトムのジーンズをはいていた。

その後、70年代後半から80年代に入ってからは、僕の理解では(あまりその方面には敏感ではないが)、スリムという呼び名で、裾が狭まったジーンズが主流だったと思う。
特に、フォークソングをやっている人たちは、スリムのジーンズをはいていたと思う。

こないだ、ジーンズを見に行ったら、今はブーツカットというタイプが流行っているらしい。
ベルボトムよりも広がっている幅は小さいが、ブーツがはけるように裾が広がっているという意味で、ブーツカットというらしい。
そんな言葉は当時はなかったし、そんなスタイルのジーンズもなかった。

世の中、はやりすたりがあるものだ。

ストレートのジーンズは今も昔も同じようにあるが、驚いたことに、スリムのジーンズはほとんど売っていない。

さすがに、ベルボトムのジーンズが売られていないのはわからないでもない。
あれはちょっと、やりすぎだった・・何がやりすぎか、説明できないが。

でも、スリムのジーンズは今でも格好がいいと思っている。

昨年の秋から、痩せたので昔のジーンズがはけるようになった。
30代の頃のジーンズだから、もちろんスリムのジーンズである。

今の高校生からみると、格好悪い、とうつるらしい。

もちろん、はいている方は、これが格好がいい、と思っているのである。
しかし、長男に、「この、裾が狭いところが、ええんや」と言っても、全く意に介さない。

不思議だと思う。何でこれがいいと思わないのかな?

自分の頭の中には、20年ほど前のかっこよかったフォクシンガーたちが、スリムのジーンズをはいている、というイメージがあって、自分をそれにだぶらせているから、いいと思っているだけなのか・・・。
日本人は足が短いから、裾をだんだん狭くした方が足が長く、スマートに見える、と思うのだが、逆なのかな・・・?

まあ、いい。ファッションというのは所詮そういうものだ。
自分が格好がいい、と思っていればそれでいいのだ。

何がブーツカットだ。ちゃんちゃらおかしい。
やっぱり、ジーンズは死ぬまでスリムでいいのだ。

もう一度、スリムの時代は来ないのか・・・。


| | 考えたこと | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
名コンビ
名コンビというのがある。フィクションの世界では、

ホームズとワトソン、ポアロとヘイスティングス・・これは探偵。

キャグニー&レイシー(知らない?)、スタスキー&ハッチ、トミーとマツ・・これは刑事。

実在した名コンビでいうと、ジョン・レノンとポール・マッカートニー。
ビートルズの楽曲のほとんどを二人で作った。

解散後二人ともたくさんのアルバムを出したが、やっぱりビートルズを超えられなかったのではないかと思う。(ポールはまだ現役なので、今のところは・・・ということになるが)

曲のリストから、いい曲をざっと抜き出してみると・・

All My Loving, All You Need Is Love, And I Love Her, Because, Can't Buy Me Love, Come Together, Don't Let Me Down, Eleanor Rigby, Fool On The Hill, Get Back, Hard Day's Night, Hello Goodbye, Help!, Hey Jude, If I Fell, In My Life, I Want To Hold Your Hand, I Will, Lady Madonna, Let It Be, Long And Winding Road, Love Me Do, Mother Nature's Son, Ob-La-Di,Ob-La-Da, Please Please Me, P.S. I Love You, Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band, She Loves You, Ticket To Ride, Yesterday...

すごい!

もう一組、実在した名コンビは、藤子不二雄(藤子・F・不二雄と藤子不二雄A)。

おばけのQ太郎、怪物くん、パーマン、忍者ハットリ君、ドラえもんなどのマンガを作った。これも、すごい!

他にもたくさん名コンビはあるだろう。

本当の名コンビというのは、1+1=3みたいな関係を言うんだと思う。
一人ずつよりも、二人で共作した方がいいものができる、という関係。

コンビの強みは、何かの壁にぶつかったときに、お互いに話ができる、ということだと思う。
特に、創作で煮詰まったときというのは、苦しいはずだ。
その時に、同じような経験を持っている相棒がそばにいる、というのは素晴らしいことだと思う。
お互いがぶつかることも多いとは思うが・・。

素晴らしいアイデアは、一人の頭の中から生まれてくるが、それを思いつくためには、一人よりも二人、話し相手がいることは強みだ。

自分でも経験がある。
話をしていると、自分でも思っていなかったようなことが口から出てくる。
話しながら、「あ、これ、いいやん」と思っていたりする。

それは、話し相手が誰でもいい、というものではない。
ある程度、バックグラウンドが共通していること、呼吸が合っていること、信頼関係があること・・そんなことが必要だと思う。

レノン&マッカートニーや藤子不二雄が、そういう関係だったかどうかはわからないが、きっと話をすることで、お互いに助け合ったんだと思う。

そういう仲間にめぐり逢えたら、それは、運がいい。

それは、本当に、運命に感謝すべきことだと思う。


| | 考えたこと | 01:45 | comments(0) | trackbacks(0) |