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2021.11.24 Wednesday
管理職にしてはいけない人
「管理職にしてはいけない人」という記事があった。
一般社員に「今すぐ降りてほしい(いなくなってほしい)管理職」という質問をして得た回答。 どういう結果かというと… 条件1.一貫性がない 条件2.部下よりも自分の利益を優先する 条件3.肩書で人を動かそうとする 条件4.向上心がない 条件5.経営的な視点・姿勢がない という結果。 条件1は当たり前といえば当たり前という感じ。 でも、こういう人がいたのは事実。 ぼくは比較的上司に恵まれたと思うが、直接の上司でなくてもそういう人はいたなあ。 というぼくも部下にどう思われていたか、わからないが。 一貫性がないというのは、だいたい上ばかり見ている人に多い。 去年はやった忖度というやつだ。 どう考えてもオカシイと思う仕事をやらされる。 一応疑問は呈して、それでも上の言う通りやって、エライ人に発表したら「誰がそんなことをやれと言ったのか」などと言われる。 その上司もエライ人に同調して「そんな指示はしてない」などと言う。 よほど「言われたとおりやりましたけど」と言いたいのだが、サラリーマンだから仕方なく「すいません」と言ってしまう。 こういうのは最低だ。 上司の値打ちは部下を守ってなんぼだと思う。 そういう意味では、条件2も同じこと。 条件3の、肩書で人を動かそうとする、というのも結局部下を信用していないからそうなるのだろう。 そういう状態が続くと、やる気がなくなる。 年功序列、終身雇用で、日本の会社では向上心をなくした中高年がたくさんいる。 それで、条件4の向上心がなくなるのだろう。 条件5はちょっとわからないが、これも条件4と重なっているのだろう。 年功序列や終身雇用は、やる気のない中高年を量産しているのだから。 年功序列、終身雇用をやめれば、不適格な上司は減ると思う。 記事にもあったが、長年続いた雇用慣行は一朝一夕には変わらないだろう。 それでも、それをやることが第一歩だと思う。 |
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