考えたこと2

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フェンダーの戦略
アメリカではフェンダーのギターが売れているらしい。
2021年には35%の売上増を見込んでいるとのこと。

フェンダーの調査によると、ギターを新たに始めたアメリカ人は過去2年で1600万人。
これはすごい数だ。
新型コロナウィルスの影響で始めた人がそのうちの62%いて、ステイホームで家で練習したという人も77%になったとのこと。

以前にも書いたが、初心者の90%が1年目に諦めるのがギターでもある。
その対策のために、フェンダーが始めたのがオンラインのギター講座。
今回の調査結果では、初心者の58%がスキルアップのためにTikTokを視聴し、48%がオンライン・コンテンツを利用するという。

ぼくも、コロナになって、Youtubeのギター講師の動画でだいぶ勉強した。
初心者のアコギ向けのものから、中級、上級者向けのものまでたくさんある。
ぼくが見ている人はざっと16人ほど。
とっかえひっかえ、内容ごとに見ている。

今の若い人たちは、こういうのがあれば本当にうまくなると思う。
それ以外にも。練習用のバッキングトラックも本当にたくさんあるので、いくらでも練習できる。
本気でやろうと思えば、ギター講師のチャンネルでオンラインの教室などもあり、毎月数千円で受講もできる。
ぼくも弓木英梨乃がやってくれれば、リズムギターを習いたいくらい(不純な動機もある)。

アメリカでも、動画をきっかけにギターを始める人が増えて、その人が演奏した動画をまた別の人が見て、フェンダーの狙いが当たったということになる。
楽器というのは、実際やってみると想像以上に難しい。
そのハードルをどうやって超えるか、の解答がオンライン講座やYoutubeだった、ということだろう。

「コロナ禍」は悪いことばかりではない。
ネットの可能性、特にYoutubeの教育コンテンツとしての可能性を気づかせてくれた。
実際、利用者として本当に役に立ったのだ。

そう思えば思うほど、インフラとしてのGoogleの役割は重要だ。
いつまでもGoogleに依存していていいのか、という気もする。

いったい、どうやって運営しているのか、想像がつかないだけに、心配になるなあ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) |