考えたこと2

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テレキャスターの味
ポールリードスミスのセミアコのギターを買ってからは、それをずっと弾いていた。
でも、思い立って、昨日またテレキャスターを弾いた。
値段はテレキャスターの方が高い。

エレキギターは木の材質とか、ピックアップの種類とか、いろんな要素があるのだが、やっぱり1台1台音が違う。
テレキャスターはやっぱり歯切れのいいシャリっとした音が出る。

弓木絵理乃のカッティングの最初の16小節ほどをコピーしたくて、練習をしている。
その練習にはテレキャスターの方がよさそうだと思ったのだ。

久しぶりに持ち替えてみて、改めて違いがわかった。
ぼくが持っているアメリカンスタンダードのテレキャスターは、ポールリードスミスよりもネックが太くて、幅が狭い。
特にネックの幅が狭いから、指が密になって、結果的に音を出さない弦のミュートがしやすいのだ。

それだけではなく、セミアコとは違って、ボディに空洞がないから、余計な音も出にくいように思う。
エレキギターにも、向き不向きがある。
アコギのように、ボディーが鳴っているという感じは少ないから、そんなに差はないと思っていたが、逆だった。

アコギはどんなモデルでもある程度の音量が出る。
音が大きい、小さいはあるが、音質の差はわかりにくかったりする。
でも、エレキギターは生音は小さいが、ピックアップで増幅して音質の差は大きくなるのだろう。

というわけで、しばらくはテレキャスターに戻して練習することにする。

ぼくのテレキャスターはボリュームボタンをプッシュすると、ピックアップの接続が変わり、音質が変わるようになっているのだが、気が付いたらその音が変わらなくなっている。
いつかは修理をしないといけないとは思っているのだが、実際あまり使わないのだ。

弓木絵理乃のコピーができて弾けるようになってから、修理に持っていくことにする。

ボディのいろんなところに傷もあるし、ネックの指板も一部は使いすぎて削れていたりするが、もうこのギターも15年以上経つ。
なんだか味が出てきた。

ぼくが有名なギタリストなら、いろんなダメージも値打ちになるのだろうが、それは無理。
傷はたんなる傷だ。

それでも、長いこと弾いてきた歴史はある。
持っているエレキギターの中で一番高いのだが、一番傷も多い。

傷は弾いてきた歴史だと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) |