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2021.11.15 Monday
イヌ派とネコ派
イヌ派とネコ派は性格や価値観、消費行動に大差があるという。
博報堂の研究員が記事を書いていた。 有料記事で、さわりの部分だけが無料で読める。 書いた研究員はイヌ派だがネコも好きだという。 でも、付き合うのならイヌ好きがいいらしい。 イヌ派とネコ派はそういうものなのだろう。 イヌもネコも好きだが、あなたははどちらか?というと「両方」という答えはないように思う。 どちらか、主体がある。 ぼくはイヌもネコも好きだが、どっちかと言われるとネコになる。 というか、Youtubeを見ていると、最近のペットは昔とは違うように思う。 ネコはイヌ化してきたようだ。 イヌとネコが仲良くしている動画や写真も多い。 ペットに対する人間の態度が変わってきたからではないか。 イヌでもネコでも、以前より「家族」という意識が高くなっている。 それがイヌやネコの行動を変えているのだと思う。 ぼくが小さいころは、イヌもネコも家族、という感じではなかった。 日本は貧しかったし、ペットフードやペットのおむつなどなかったし、線を引いて接していたと思う。 それが欧米の影響を受けて、変わってきたのだろう。 うちの祖母はネコを飼っていたが、昔のことで外に出ていったらそのまま、帰ってきたら餌をやる、という感じだった。 もちろん冷ご飯におかずのあまりをぶっかけた、いわゆる「ねこまんま」というやつ。 それを喜んでガツガツ食べていた。 時々、家を空けることがあったが、気にせず帰ってきたら餌をやる。 外で何をしているのか、わからない。 そういう微妙な距離感だった。 冬は文字通り、こたつの中で丸くなっていた。 ネコの方も、餌をくれる祖母には一目おくが、ぼくのような子供がかまっても、「うざい」という目で見られた。 こたつの中で丸くなって寝ている姿は今も覚えている。 ネコはツンデレがいいというが、最近のネコ動画を見ていると、昔より人間と仲良くするようになったと思う。 動画に出てくるネコは家から出ないからかもしれないが…。 しかし、ネコがイヌ化しても限度がある。 いつになっても、ネコ派とイヌ派はどこか根本的に違うのだろう。 この分類は面白い。 |
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