考えたこと2

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家族の写真
いよいよ実家を売却することになって、先週末に弟と実家のものを見に行った。
もう実家を出ていってから40年くらい経つから、ぼくらのものはほとんどない。

押し入れの奥の方から写真が入った木箱とアルバムが出てきた。
子供が小さい頃の写真を撮るのは何処も同じだ。
ぼくや弟が小さい頃の写真もたくさんあった。

まだ元気な100歳のおじさんの写真も出てきた。
父母の結婚式の写真や父のマンドリンクラブの写真、会社の登山クラブ?の写真などもあった。
どうしようかと思ったが、もうこれらの写真を見て懐かしむ人もいない。
ちょっとだけ残して、母のホームに持っていって見せることにした。

当時の写真だから、当然モノクロ。
プリントサイズもぼくらにとって当たり前のサイズではなく、名刺くらいの小さいサイズだった。
それが普通にみんなに配る写真のサイズだったのだろう。
1950年から60年くらいのことだ。

ぼくが小学校1年の時に亡くなった祖父の葬式の写真があった。
それも、写真屋さんが取ってくれた写真。
ちゃんと厚手の紙に挟んで大きく引き伸ばしてくれている。
当時は葬式の日に、写真館の人が来て記念の写真を撮るという風習があったのだろう。
これには驚いた。

もう六十数年前の写真もたくさんあった。
南方で戦死した父方の祖父の葬儀の写真も出てきた。
セレベス島というところで行われた、兵隊さんがたくさん写っている写真。
写真の裏に鉛筆で葬儀の風景と書いてなかったら、そうとはわからなかった。

家族の歴史の記録でもある。
でも、そんな歴史を思い出して語れる人もいなくなったら、もう残しておいても仕方ないだろう。
きっと日本中でそういう写真がどんどんなくなっていっている。

昭和はどんどん遠くなる。
それは事実だから、仕方ないのだ。

でも、平成・令和になって、世の中の写真がデジタルになり、飛躍的に増えて、それらの多くはクラウド上にある。
だから、平成や令和は遠くならないだろうか…。

世の中は確かに変わった。
今の若い人たちが年寄りになる頃、どう思うのか、興味はある。

それを知ることはできないだろうけれど。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
イギリスはすごい
イギリスはロンドンマラソンやサッカーの試合、ウィンブルドンなどを見ても、普通に生活しているように見える。
公共交通機関以外ではマスクはしていないようだ。
義務付けられている公共交通機関でもマスクをしない人も多いという。
自己判断を尊重しているということか。

そのイギリスも感染初期はロックダウンなどの法的措置を行っていた。
もちろん、感染の規模も日本とは桁違いに多かった。

イギリスのロックダウンは勝手に外に出たら罰金という厳しいもの。
日本の緊急事態宣言どころではない。
そのせいで経済は大幅に落ち込んだ。

しかし、7月以降は完全に日常が復活しているらしい。
イギリスの復活の記事や、マスクをつけないことに関する記事など、ネット上には出ている。
残念ながら、ネット以外のマスコミはまだまだコロナは怖いということにしたいようだが…。

記事にはこんな文章が出ている。

「コロナ対策のあり方と社会の優先順位が日本とほぼ真逆」

「国民に対して1日10万人まで新規感染者が増加する可能性もあるというワーストケースのシミュレーションも提示し、それでも医療崩壊には繋がらないからと行動規制緩和に踏み切った判断は、今では周囲に聞いても多くの人が支持しています。」

「日本国民の年齢の中央値は49歳に迫っており、投票率の高さもありシニア世代の声ばかりが政治において重要視され、子育て世代や子供たちが最も大きな我慢を強いられる期間が長くなっています。
将来の社会を形成する子供たちが育つ環境が全く顧みられていないことは、やはり歪に見えます。
デルタ株が拡大する前は被害をほかの地域よりも抑えたことによるワクチン接種や経済再開への道筋整備の遅れと、日本をはじめとするアジアでの年長者を優先するカルチャーが、コロナ禍においてネガティブに作用して、子供たちに健全な発育環境が2年近くにわたって用意されてこなかったことは、アジア全域の社会において長期的に大きな影となるでしょう。」

「未来の担い手である子供に健全な経験を積ませることを最優先にしていることも、世界で最初に民主主義という制度を確立させたという歴史に裏打ちされた自負を感じます。」

「日本では権威のある存在が言うことに耳を傾ける人が多いが、全ての事象には例外があり、それぞれに存在理由があるものだ。皆が同じ意見を持つ社会を想像してみてほしい。なんとのっぺらぼうであることか。歴史を見ても多様性を無視した社会は危険でさえある。」

「イギリスでは検査環境が整っており、症状があれば素直に簡易キットで検査し、陽性であれば自主隔離する姿勢が徹底している。特に飲食産業に関わっている人たちは症状のあるなしにかかわらずほぼ毎日簡易検査をして職場に迷惑がかからないよう努力している。ゆえに多くのデータがそろっていると見てよく、政府発表の感染者数の数字を安易に国別に比較するのは無理がある。イギリスでは国全体の感染対策が、冒頭でも述べたようにウィズコロナ的な共存方向へ向かっていると見ていい。その上で、多くのイギリス人はマスクをしない生活を続けている。」

使い切れない予算など、検査用の簡易キットを作ることに突っ込んだらいいのだ。

こんなに感染が少ないのに、なんで経済や自由を犠牲にしているのだろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) |