考えたこと2

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イジメは小2
コロナ禍でイジメが低年齢化しているという。
10年前はイジメが最多の学年が中1だったのが、今は小2になった。
小2のイジメは同級生から無視されるという類の陰湿なイジメらしい。

20年にわたり不登校を不在してきた、不登校新聞の編集長が「実態をお伝えする」と書いている記事があった。
そういうイジメは「コミュニケーション操作系のイジメ」と呼ばれるらしい。
この10年でイジメの低年齢化が進んだ原因は、イジメ調査の定義が変わったこともあるが、小学生低学年のストレスが増加したことだという。

たしかに、小学校低学年のころは学校の行事などがあると、嫌だなあと思っていた。
楽しみにする人もいたが、ぼくはどちらかというと嫌な方だったと思う。
でも、今のストレスはそんなことではないらしい。
その生徒を、居ないもののように扱う、ということだ。

今の小学校低学年の子どもらは、幼稚園や保育園の頃から学校に適応するための教育が盛んになって、習い事を掛け持ちするなど、余裕のない生活の子が増えているので、ストレスをため込む子が増えているからだと専門家は言っている。

チャイムが鳴る前に座らせたり、班ごとに決めたマナーやルールを守らせるなどの規範意識が年々高くなって「生きづらそう」に見えるらしい。

学校は社会の規範を覚えるところでもあるのだから、それは仕方ないと思うが、それが行き過ぎているのだろうか。
小学生が「生きづらそう」というのがよくわからない。
実際、そう思うのなら、生きづらくなくなるようにすればいいのだ。
多くの教員がそう思っているのなら、そうするのが教育者の役割だろう。
そういうことは学校では話し合わないのだろうか。

コロナ禍でイジメが増えるだろう、という現場の声もあるらしい。
学校に行かなければ増えないと思うが、行ってもまともに授業をやらなければ、退屈だからイジメは増えるだろうと思う。

去年、学校は再開しようと言った時に、近所の小学生が学校に行っても教室に入ると密になるから、外で縄跳びをして帰ってきたという話を聞いた。
きっと年配の先生がコロナが恐いと思っていたのだろう。
実際に10代や20代でコロナで死んだ人などいなかったにも関わらず、学校はまともに運営されなかった。

ぼくはこういう態勢自体がよくないと思う。
先生自体がが「生きづらさ」を感じているのではないか。

それを解消するためには、教育の世界に一般の社会人をもっと入れるべきだ。
学校教育をもっと開かれたものにしないといけない。

短期的にはそれしかないと思うのだが…。



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