考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< June 2021 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
追悼 小林亜星
5月30日に小林亜星が亡くなった。
この人、作詞も作曲もやっていた。
CMソングで有名だ。
学生時代はジャズに明け暮れていたらしい。

ぼくが今でも覚えているのは、ブリヂストンの「どこまでも行こう」とレナウンの「ワンサカ娘」。
当時の音楽にしては、とてもモダンだった。

どちらも長調の明るい曲。
「どこまでも行こう」は「口笛を吹きながら」のところで、アレンジによってはちょっと暗い感じになる。
Youtubeではゴスペル風に歌っているThe Ensemble Liberte Wind Orchestraのバージョンがあった。

原曲はコード3つのカントリー風の曲だと思うが、きっと彼はジャズの音を使いたかったんだろう。
この曲は歌詞もぴったり来る曲だ。

「ワンサカ娘」はたぶん日曜洋画劇場のときに聞いたんだと思う。
Youtubeで探したら、シルヴィー・バルタンが出てきた。
こちらはジャズのビッグバンド風だ。

この曲も「レナウン レナウン レナウン レナウン娘が」の「娘が」のところで半音下がる。
ブルージーな雰囲気になって、それがすごくモダンに感じたんだろう。

一度テレビに出た彼が「太っていると、飯を食うだけで汗だくになる」というのを聞いた。
その時は、医者に言われてダイエットしたときだったように覚えている。

日立の「この木なんの木」も彼の作。
覚えはあるが、それほど心に残っていない。
この頃は仕事で忙しかったのかもしれない。

やっぱり1曲挙げるとすると「ワンサカ娘」。
レナウンという会社はなくなってしまった。
それでも、ぼくらの世代が生きている限り、レナウンの名前は「ワンサカ娘」とセットで生き残るだろう。

合掌。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |