考えたこと2

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若新雄純
若新雄純という人を見つけた。
就職支援サイトの面接のビデオがあるのだが、そこで面接官として出ていた。
この人、いろんな肩書を持っているが、組織心理学者というのもその一つ。
その関連で出ていたのだろう。
そのYoutubeのビデオがなかなか面白くて、彼に興味を持ったのがきっかけだ。

自称、中2病という。
思春期のもやもやと言うか、疑問を引きずって生きているという。
若狭のど田舎で教員の両親のもとに生まれ、子供の頃は優等生を期待されることに違和感を持っていたという。

大学を卒業して先輩と起業し、その会社が大きくなって、途中で会社は辞めたが、上場して大株主だった彼は大金持ちになったらしい。
その後歌舞伎町でバー経営をしたり、慶応の大学院に行って、今は教員の仕事もしている。
一応専門は組織心理学ということになっているようだ。
彼の興味は組織で働いていくには?、組織が活性化するには?というようなところにありそうな気もする。

彼もいろんなところで言っているが、ニートを集めて全員を役員にして会社を作ったことと、故郷の福井県鯖江市で女子高生を集めて市役所にJK課を作ったことが話題になって、彼を有名にしたのだと思う。
JK課の活動は現代社会の教科書の表紙になったり、国連で事例発表したりしたということだ。

ニート株式会社の活動は、自分も一歩間違えば彼もニートになっていただろうという思いが入っている。
活動は大変で、今も続いているのだが、なかなか面白い。
彼のいいところは世間のいろんな声を否定しないことと、それでも自分の考えを持っていることだろう。

JK課の方も最初はいろいろ批判されたらしい。
彼のすごいところは、「JKたちの意見を取り入れて活動するためには、一切教育的な関りをしてはいけない」というところだと思う。
挨拶くらいしろ、という担当職員の声にも反対し、「彼女たちがしたくなったらしますから」と言ったとのこと。
ここまで割り切れる人はなかなかいない。
でも、そうしたからこそ、JKたちと職員が「仲間」になって、鯖江市のために活動できているのだろう。
一度でも教育的な関りをしてしまえば、JKたちはその人を先生だと思って、自分たちとは違うという関りをするという。
そういうことをわかっていたのだろう。

今は朝のテレビのコメンテーターもやっているらしい。
もちろん慶応の先生もしながらだ。

興味のある人はYoutubeで彼の名前で検索してみてほしい。

ぼくは若新にハマってしまった。





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