考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< June 2021 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
E7のドレミファソ
オルタードスケールというのは、前にも書いたがジャズでよく使われるスケール。
テンションが多く含まれるややこしいものだ。
基本的にセブンスコードで使われる。

キーがAmの時には、E7がセブンスコードで使われることが多い。
E7の音が鳴ったら、次はAmに行きたい、という感じの和音。
実際、E7→Amというのはドミナントモーションという動きで、安定感を与えるといわれている。
この、E7からAmに行くときには、Amのドレミファソというのが使えるというのが驚きの事実。

E7というのはミソ#シレという和音だから、普通はドやファやソというのはあまり使えない。
でも、E7→Amという動きのときは、ドレミファソが使える、ということだ。

なぜこうなるのか、ということを先生にせつめいしてもらった。
E7の和音の時のオルタードスケールは、ミファソソ#ラ#ドレになる。
これを並べ替えると、ドレミファソソ#ラ#になり、文字通りドレミファソはE7のオルタードスケールの中の音になっている。

たしかに、E7→Amの動きの時にE7でドレミファソを弾いても、そんなに外れた感じはない。
不安定な感じは大きいが、それなりの音になる。

付け加えれば、E7→Amの時によく使われる音がE7のb13thの音。
これがAmのドになる。
だから、キーが変わっても、ドミナントモーションの7thコードのb13thの音さえ指板上でわかっていれば、そこをドだと思ってドレミファソを弾けばそのキーでオルタードスケールを弾いたことになるということだ。

これで、わけのわからないオルタードスケールが一気に身近なものになる。
ドレミファソは12345のことであり、これはすぐに見つかる。

なるほど、こういう風にして、オルタードスケールをみんな覚えているのか、と理解した。

先生は、自分の場合はそうだが、ほかの人はどうかわからない、と言われたが、きっとみんな多かれ少なかれそうだと思う。

また一つ賢くなった。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |