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2021.06.01 Tuesday
フルテン
フルテンというのはWikipediaによると「音楽演奏時に使用するアンプのコントロールツマミを最大値(10)にセッティングした状態を指す用語。」とある。
よく似た言葉にフルタンがあるが、これは単位をすべて取ることだ。 麻雀用語のフリテンとも違う。 何でもフルで使いたがるのが、素人の考え。 以前はぼくのエレキギターのボリュームやトーンもフルテンだった。 最近、これは間違いだとようやくわかった。 エレキギターのトーンをフルテンにすると、高い音がよく出るようになる。 ボリュームもフルテンにして、絞る時はエフェクターやアンプ側で絞っていた。 エフェクターにはボリュームペダルもあるので、簡単に絞れるのだ。 何でもフルが一番いい状態と思うのが浅はかだった。 今度買ったミニアンプはアンプ側にはボリュームがなく、ギターのボリュームで調整する。 出したい音はギター側で調整するのだ。 今まで高い音がよく出るのが好きだったが、アンプのスピーカーが小さいからか、フルテンにすると高い音が出過ぎる。 今までもそうだったのかもしれない。 アンプにトーンがあるが、そちらはフルテンではなかった。 やっぱり元を調整するのが、鉄則なのだろう。 出したい音はギターのトーンとボリュームで調整するようになった。 そうすると、必ずしもフルテンがいい音ではない。 トーンなど、半分ちょっとのところでいいのだ。 これは目からウロコだった。 まあ、年をとって好みも変わってきたのかもしれない。 ギターは面白い。 |
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