考えたこと2

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ロックの終わり
70年代、80年代のロックというのは、ハードなものから、フォーク調のものまでたくさんあった。
代表的なものといえば、やっぱりハードなもの。
レッド・ツェッペリン、GFR(グランド・ファンク・レイルロード)やディープ・パープルなんかは日本でも流行った。

ぼくは1977年に初めてのエレキギターを買ったが、それはレスポールのモデルだった。
エレキの老舗といえば、ギブソンとフェンダーの2社。
レスポールはギブソン製の代表モデル。
当時は、出力の大きなハムバッカーピックアップを搭載したレスポールが人気だった。

ところが、ぼくがギターを習い始めた2005年くらいから影が薄くなった。
先生はフェンダーのテレキャスターというモデルを使っており、ぼくもそれにならって買った。
どういうわけか、レスポールモデルを使う人が減ったのだ。
それと同時に、ハードロック、というジャンルが、メタルに取って代わられたのだと思う。
音楽をジャンル分けすることにそんなに意味があるとは思わないが、ハードロックとメタルはやっぱり違う。

ハードロックには「反逆」のイメージがあるが、メタルにはない。
もともとハードな音楽は好きではなかったが、ハードロックにはそういう政治色がまとわりついているように思う。
それがベルリンの壁が崩れたあたりから変わった。
冷戦の終結が、ハードロックの終わりを招いたように思う。

その頃から、アメリカの分断が始まり、その中でラップなどの黒人音楽が出てきたのではないか。
国をまとめていた冷戦の意味は大きかったのだろう。

その盛衰とともに、ギブソンの代表であるレスポールが見られなくなった。
そして、数年前ギブソンは破産申請した。
今は再建されているが、レスポールの影は薄い。

ギブソンのエレキギターはフライングVとか、エクスプローラーとか、武骨なものも多い。
その形と出力の大きいハムバッカーというピックアップの組み合わせが良かったのだろう。

今のギブソンはどちらかというと、ボディ内に空洞があるセミアコースティックのエレキギターがよく見られる。
時代は変わったのだろう。

再建されたギブソンがこれからどんなモデルを出してくるのか、楽しみだ。

ロックが終わって、武骨なものが流行らなくなった時代。
スマートなもののほうがいいのだろう。

新しいギブソンスタンダードはまだ模索中だ。




| hdsnght1957kgkt | 音楽 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
アメリカの航空業界
アメリカの航空業界は想定を上回るペースで旅客需要が増えているらしい。
そのため、積み上がっていたボーイングMAXの在庫が売れているとのこと。
ウォール・ストリート・ジャーナルに出ていた。

内部情報によると、在庫が100機あったMAXが今や10機程度らしい。
ワクチン接種が進み、国内線の需要が増えている。
夏の旅行需要も跳ね上がっているらしく、国内線の搭乗率は平均84%まで回復したとのこと。
空港内の保安検査を通過した乗客は1日200万人もいるらしい。
一時帰休していたスタッフも呼び戻され、新規採用もやっている。
アメリカ国内は本当に復活しているようだ。

日本は国土も狭く、別に飛行機を使わなくてもいい、という状況だから航空会社はまだまだ苦しいだろう。
旅行会社も資本金を減資したりして、中小企業並みの法人になったりしている。
まだまだ当分苦しいという感じだ。

死者数で見ると、アメリカは599472人、日本は14045人。
アメリカは日本の40倍以上。
日本は死者数は少ないが、GDPの低下率はアメリカやヨーロッパよりも低く、低下率は1位らしい。

おまけに欧米は例年比で超過死亡者は増えているが、日本は大幅にマイナスとなっている。
ワクチン接種率が低くても、もとから死者数は少ないのだ。
医療崩壊と言っているが、この現実。

日本の医療体制では欧米の5%程度の患者や死亡者で医療崩壊するという。
世界一の病床数を誇っているにも関わらずだ。
日本の医療体制は見直さないといけないと真剣に思う。
日本医師会が日本寿司会と呼ばれるだけのことはあるだろう。

そういう事実は報道されない。
アメリカの航空業界が回復基調にある、ということは、人の移動が起こっているということで、経済が動き出しているということだ。

もうヤケクソでオリンピックもやって、大騒ぎして、一気にコロナを吹き飛ばすのもありかもしれない。

マスコミは、コロナが収まるのは望んでいないだろうが…。
これも情けないことだと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) |