考えたこと2

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科学を信じない人たち
ツイッターを見ていたら、「福島の原子力発電所の処理水が、科学的に安全だったら大阪湾に流すというのは無責任」と言った国会議員がいるらしい。
あげくの果てには「福島のトリチウムは他のトリチウムと違う」という。
こんな非科学的な人が国会議員をやっていていいのだろうか。

それでは、何を基準に「流すか、流さないか」を決めるのだろうか。
そもそも科学以外に基準があるのだろうか。

何千人の労力を使って、水をためている。
タンクに落ちて亡くなった作業員もいる。
今なら、その作業員を台風19号の後始末に使ったらいいのだ。
ぼくには、全く理解できない。

子宮頸がんワクチンについても、「科学的に正しいことを書くことが必ずしも新聞として正しいとは限らない」と毎日新聞が書いたこともあるらしい。
それでは、新聞は何の役目をするのだろうか。
毎日新聞は科学的に間違ったことを書いてもいい、ということだろうか。
さすがにつぶれかけているだけのことはあるが…。

一体、日本はどうなってしまったのだろうか。
理科離れとかいう問題ではないと思う。
これはもう宗教のレベルだ。

長い宗教戦争の時代を経て、科学が新しい「宗教」になって、世界には動かしがたい「真実」がある、ということが人々に受け入れられて、世界はちょっと平和になった。
科学が「宗教」かどうかは難しいところだが、科学的真実というものは少なくとも普通の人の間では、普遍的なものだ。

ところが、日本では原発事故の後からおかしくなった。
旧民主党の政権がそれを煽った。
それに一部の非科学的な物理学者?やジャーナリストが悪乗りして煽った。
さらに、マスコミもセンセーショナルな報道ができるから、それに悪乗りした。

それらが、結果的に避難者を増やし、災害を大きくしてしまった。
未だにそれらを訂正する人はいない。
これもおかしなことだ。
明らかに自分たちが言っていたことと、実際は違うことになっていても、間違いは認めない。

結果的に、今の国会議員や新聞はこのありさま。

いい加減にしてほしいと思う。



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