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2019.10.16 Wednesday
第九練習 6,7回目
3年目の参加になると、どうしても練習に身が入らず、練習の記録も薄くなってしまう。
今回も2回分まとめてだ。 前回から、メインテーマのあとの「ザイト オム シュルンゲン…」から、フーガの終わりまでやった。 フーガはソプラノとテノールが苦しいところ。 高い音を出さないといけない。 バスとアルトはそんなに苦しくないが、休符のあとの歌い出しのタイミングが難しい。 ずっとできなかったところは、今回潰していきたい。 加藤先生は11月の自分のコンサートの前はレッスンを休んで、準備をするとのこと。 そのときには、代行の先生が来る。 講師同士のつながりもあるようで、自分が気に入っている人に来てもらうようにする、と言っていた。 コダマ先生は加藤先生の先輩にあたり、同じような年齢。 だから、喉の調子が悪かったときにはコダマ先生に代行を頼んだのだろう。 今度の先生も、自分が指導方法を認められる人、ということで来るらしい。 同じ声を出すのでも、いろんな指導方法がある。 加藤先生の指導は、とても感覚的だ。 具体的に、どういう風に歌ったらいいかがわからない。 声を前に出そうとしたら喉がしんどいから、耳から後ろに出すように、というような感じ。 コダマ先生も同じようなことを言っていたが、コダマ先生の場合は軟口蓋や口の形をどうしなさい、という指示があった。 加藤先生は感覚に訴えてくる。 時には、足の親指を浮かす感じで立って、声を出してみよう、などという指示もあるのだが…。 何度も書いたが、梅田のソプラノの声は若い。 実際、平均年齢でどれくらい違うんだろう。 10歳ではきかない感じ。 特にフーガの高い音のロングトーンなど、西宮とはだいぶ違う。 きれいな声とは言わないが、聞いていて張りがある。 元気な声だ。 それにしても、男性が少なく、4声で歌うとやっぱり頼りない。 1万人の第九はオーディションがないから、少人数で歌うと、メッキが剥げる。 なかにはずっと外している人もいるから、大変だ。 それでも、1万人揃ったら、形になるからえらいもの。 音圧で圧倒するのだろう。 2回本番で歌ったが、長いこと待たされて歌うものだから、かなりテンポが早くなる。 「走る」というやつだ。 結局、かなりひどい合唱になるのだが、それでも、圧倒的な迫力で聞かせる。 といっても、純粋な観客は少ししかいないが…。 これが1万人の力。 |
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