考えたこと2

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第九練習 6,7回目
3年目の参加になると、どうしても練習に身が入らず、練習の記録も薄くなってしまう。
今回も2回分まとめてだ。

前回から、メインテーマのあとの「ザイト オム シュルンゲン…」から、フーガの終わりまでやった。
フーガはソプラノとテノールが苦しいところ。
高い音を出さないといけない。
バスとアルトはそんなに苦しくないが、休符のあとの歌い出しのタイミングが難しい。
ずっとできなかったところは、今回潰していきたい。

加藤先生は11月の自分のコンサートの前はレッスンを休んで、準備をするとのこと。
そのときには、代行の先生が来る。
講師同士のつながりもあるようで、自分が気に入っている人に来てもらうようにする、と言っていた。

コダマ先生は加藤先生の先輩にあたり、同じような年齢。
だから、喉の調子が悪かったときにはコダマ先生に代行を頼んだのだろう。
今度の先生も、自分が指導方法を認められる人、ということで来るらしい。
同じ声を出すのでも、いろんな指導方法がある。

加藤先生の指導は、とても感覚的だ。
具体的に、どういう風に歌ったらいいかがわからない。

声を前に出そうとしたら喉がしんどいから、耳から後ろに出すように、というような感じ。
コダマ先生も同じようなことを言っていたが、コダマ先生の場合は軟口蓋や口の形をどうしなさい、という指示があった。
加藤先生は感覚に訴えてくる。
時には、足の親指を浮かす感じで立って、声を出してみよう、などという指示もあるのだが…。

何度も書いたが、梅田のソプラノの声は若い。
実際、平均年齢でどれくらい違うんだろう。
10歳ではきかない感じ。
特にフーガの高い音のロングトーンなど、西宮とはだいぶ違う。
きれいな声とは言わないが、聞いていて張りがある。
元気な声だ。

それにしても、男性が少なく、4声で歌うとやっぱり頼りない。
1万人の第九はオーディションがないから、少人数で歌うと、メッキが剥げる。
なかにはずっと外している人もいるから、大変だ。

それでも、1万人揃ったら、形になるからえらいもの。
音圧で圧倒するのだろう。
2回本番で歌ったが、長いこと待たされて歌うものだから、かなりテンポが早くなる。
「走る」というやつだ。

結局、かなりひどい合唱になるのだが、それでも、圧倒的な迫力で聞かせる。
といっても、純粋な観客は少ししかいないが…。

これが1万人の力。



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