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2010.07.25 Sunday
麻雀
1990年代後半くらいまでが、麻雀がポピュラーだった時代ではないか。
学生も、サラリーマンも雀荘に行っていた。 会社に入った頃、5時を過ぎて課長に電話がかかってきたら、近くの雀荘に電話したりしたものだ。 まだ、バブルの前で、会社に余裕があったころ。 最近の若い人は麻雀を嫌う。 拘束時間が長い、4人必要、途中で抜けられない…、そういう関係が苦手なのだ。 雀荘も減ったのではないか。 昔はそこここに雀荘があったし、うちの父もよくやっていた。 家に麻雀牌のセットも置いてあった。 麻雀の手が出ていて、どれを捨て牌にすべきか?というようなクイズがスポーツ新聞に出ていたし、イレブンPMという番組で、大橋巨泉が麻雀の解説をしたりもしていた。 結構オトナの遊びとして認められていたと思う。 ゴルフが出てきたのが、転機だったか。 1989年に「麻雀、カラオケ、ゴルフはおやめさない」という本が出ており、この頃までは両方ともサラリーマンがやっていたことがわかる。 ちょうど麻雀とゴルフの端境期だったのだろう。 今はちょうど麻雀に熱中していた世代が退職していく。 老人向けの雀荘をやってはどうか。 老人ホームに麻雀の部屋を設けるとか、いい考えだと思う。 ボケ予防にもなる。 知らぬ間に麻雀台も機械になって良くなっている。 牌を自動で並べて、サイコロは自動でふる。 各自の点数は表示されているし、いたれりつくせりだ。 …と思っていたら、今はインターネットで対局ができるらしい。 囲碁や将棋と同じだ。 そうか、インターネットか…。 しかし、老人ホームに麻雀の設備を、というのはいい考えだと思うのだが…。 |
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