考えたこと2

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Made in China
NuXやFlammaという会社が出てきた。
ギターのエフェクターなどの会社。
ここのアンプやエフェクターの評価は、Youtube上のギター講師などからは高い。
音がいいとか、機能の組み合わせがよいとか…。
その上、値段も安い。
いずれも中国のメーカーだ。

こういう事例を見ていると、Back to the Futureという映画を思い出す。
主人公が過去に行ったとき、時代の差で日本製はダメだという過去の評価と、日本製だから大丈夫という評価の差に驚いていた。
昔の日本製はひどかったが、今は日本製だから安心というギャップで笑いを取っていたのだ。

それが今や日本と中国の関係で同じことが起ころうとしている。
一昔前は中国製などバカにしていたが、それが逆転しつつあるのだ。
もはやGDPも日本を抜き去って日本の3倍に達している。

輸入という壁はアマゾンが破ってしまった。
ボーダーレスで何でも売れる時代。
輸送インフラも整っている。
地理的にも日本はいい客になる。
そこの部分の苦労はほとんどなかったと思う。

Youtubeのギター講師たちが嘘をついているわけでもなく、誘導されているわけでもないと思う。
実際に音を出して、いいものはいいと言っているのだ。
練習用の小型アンプなど、リズムマシンはついているし、Bluetoothはついているし、ギターのワイヤレスシステムもついているし、どの講師も絶賛に近い。
音を聞いていても、すごいなあ、と思う。

80年代から90年代には、日本のメーカーが強かった領域だが、価格と性能を武器に中国製が台頭してきた。
まさに70年代にアメリカの人が日本製に対して思っていたことを、今ぼくらが中国製に対して思っているのだ。
時代は繰り返す。

恐るべし、Made in Chinaの力。

このまま日本の人口が減り続けると、そのうち客として相手もしてもらえなくなるかもしれないぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

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