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2021.05.28 Friday
スケール練習
Youtubeのバッキングトラックを聞きながら、そこで弾けるスケールを練習している。
スケールというのは音階のことだ。 前にも書いたように、ぼくは移動ドでしか考えられないから、常に音階はドレミファソラシドになる。 不思議なのは同じドレミファソラシドの7つの音でも、ドから始まると長調になるし、ラから始まると短調になること。 同じ音の並びだが、始まりの音が変わるだけで、全く感じが違う。 ラシドレミファソラと弾いてみると、やはり暗い感じになるから不思議だ。 理論的には3つ目の音が長三度(全音2つ分)なのか、短三度(全音と半音)なのかがポイント。 ドレミならミの音はドから全音2つ離れているし、ラシドならドの音はラの音から全音と半音分になる。 これが明るい感じか、暗い感じかを決める音になる。 だから、3度の音は重要なのだ。 でも、なぜそう感じるのかはわからない。 人類共通のことなのかもわからない。 西洋音楽を学んできたぼくらは、そう習ったし、事実暗いと感じる。 ほとんどのバッキングトラックは、コードやスケールが最初に出てきたりする。 それを見て、そのスケール練習をする。 キーがEbであれば、Ebをドにしてドレミファソラシドを使って弾く。 そうすれば、大外れの音楽にはならない。 あらゆるキーでドレミファソラシドが弾けるようにするのが目的だ。 といっても、所詮はフレットの平行移動だけなのだが、キーが変わると弾きやすいポジションが変わるので、それなりに難しい。 ドレミファソラシドを追いかけながら、その時のコードを考えて、コードの構成音を狙う。 こないだ先生は、ちゃんとコードの音の度数を考えていると言っていた。 できれば、そのコードの3度や7度を狙って弾くと、コード感が出ていいソロになる。 もちろん、ぼくはそんなことはできない。 でも、ギターのいいところは指板上の関係さえわかっていれば、度数を押さえることができるところ。 ルートの音の斜め左下は長三度、という具合。 それでも、曲のテンポに合わせて、そこを狙って指をう動かすのは至難の業だ。 そうやって練習するのは楽しい。 まだまだやることはある。 |
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