考えたこと2

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ゆっくり話す
模擬面接の動画を見ていて、講師が「話し方について改善するには、ありえないくらいゆっくり喋る」ことだと言っていた。

なぜかというと、報道アナウンサーはかなりゆっくり話しているのだが、だれも「ゆっくり過ぎる」とは思わないし、そもそも「この人ゆっくり話しすぎる」などと思うことはほとんどないからだ。
逆に、早口で話すのは気になる、という。

なるほど、若手の漫才師など、何を言っているのかわからないくらい早口だ。
やはり早口は気になるが、ゆっくり話すのはたしかに気になったことはない。
いくら「ありえないくらいゆっくり」と言っても、せいぜいアナウンサー程度になるのだろう。

1分に300文字、というのがNHKアナウンサーのルールだという。
ニュースを聞いていて、「ゆっくり過ぎる」とは思わない。
なるほど。

早く話してもいいのは、相手がその人に関心を持っている時であり、好きな芸人や役者ならいくら早口でも気にならない、という。
要はその人の話を聞きたい、と思っている時だ。
こちらも鋭い意見。

たしかに、ぼくも早口の学生に対して「早く話してしまって、楽になりたいと思ってない?」と聞くことはある。
要は早口の元になっているのは不安なのだと思う。
まだ相手が自分の話を聞きたいと思っていない段階で早口になってしまうとNGだ。

やはり最初のペースメイクは「ありえないくらいゆっくり」がいいのかもしれない。
ペースがうまくいって、相手も「この人の話を聞きたい」と思っている、という確信が持てたら、早口になってもいいのだろう。

ちなみに、オール阪神巨人は1分間に679文字話すという。
相手が聞きたいと思っている時はそれくらいでもOKなのだろう。
もちろん、会話だからそんなに複雑な事を言わないということもある。

たしかに、上方演芸会の漫才を聞いたあとに、NHKのニュースを聞くという状況でもアナウンサーのしゃべりを「遅い」と感じたことはない。

「1分間300文字」というのは、いいアドバイスになりそうだ。



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