考えたこと2

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ドリアンのダイアトニックコード
ドレミファソラシドのレから始まるモードをドリアンという。
レミファソラシドレ、というスケールだ。

マイナーセブンスの時に使えるモードだが、この特徴は6番目の音が長6度になっていること。
これはキーがCの時に二番目のコードである、Dm7で普通にCメジャーのスケールを弾けばいいのだと思っていた。

しかし、そういう時ばかりではない。
マイナーだから、移動ドで考えるとラから数えて6番目の音であるファがファ#になるスケール(これがドリアンスケール)の上に和音を積み重ねると、ドリアンスケールのダイアトニックコードができる。
AドリアンのダイアトニックコードはAm7、Bm7、CM7、D7、Em7、F#m7-5、GM7となる。

普通のAm(ナチュラスマイナースケール)のダイアトニックコードはAm7、Bm7-5、CM7、Dm7、Em7、FM7、G7という普通のコードだが、ドリアンスケールではダイアトニックコードが変わるということだ。

そういう風になっているとは思わなかった。
おのおののスケールには、その和音を積み重ねたダイアトニックコードがあるのだ。

だから、Am7一発の時に使えるペンタトニックスケールは、ラから始まるAmペンタトニック以外に
Bmペンタトニック(シレミファ#ラ)とEmペンタトニック(ミソラシレ)の3つになる。
これらのペンタトニックスケールなら、ドリアンスケールを外れないからだ。

こういうことは、ほとんどの人にはチンプンカンプンだと思う。
しかし、ジャズの和音とか、モードというものを知ろうとすると避けては通れない。
というか、実際にはやっていたことが、こういう理屈だったのかと後付けで感心したりする。

そういう喜びも出てきた。
こないだのレッスンは、そういう発見があって、すごく面白かった。

ぼくの先生はもともとはぼくと同じくフォークから入って、そこからロックに行き、いろいろ勉強してジャズもやっているという強者。
自身の昔からやっている「うるさい」ロックのバンドも続けている。
ぼくは聞いたことはないのだが、自分が年齢的には下から2番目で、上は5歳上というから、かなりの高齢バンド。
やるたびに、いつまでできるのかなあ、と言っているらしい。

いつも京都のライブハウスでやっている。

そういう仲間がいるというのは、うれしいことだと思う。





| | 考えたこと | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
さよならクラウン
知らなかったが、クラウンが生産中止になる。
クラウンというと、レクサスができるまではトヨタの最高級車。
吉永小百合が宣伝に出ていて、有名な「いつかはクラウン」というコピーもあった。

ぼくは全くクラウンには思い入れはないが、今の70歳代くらいの人たちの中にはそういうファンもいただろう。
逆に言うと、ファンが70代以上になって、もう買えなくなったから生産中止になったとも言える。
まあ、レクサス(初代はセルシオ)が発売されて、その時点でクラウンの使命は終わっていたとも言えるのだが、やっぱりクラウンは長い間日本のセダンの代表だった。

昔のクラウンはラダーフレームというシャシーの上に、ボディがのっており、とにかくしっかりしていた。
世の中の主流が、シャシーとボディの一体型のモノコック構造というのになっても、クラウンは簡単には採用しなかった。
圧倒的に振動や騒音には強かった。
しかし、コスト圧力やモノコックの性能も上がってきて、いつしかモノコックになった。

遮音材等をだいぶ使って、音の対策はしたのだろう。
やっぱりクラウン、という高級感はあったなあ。

それでも、当時30代から40代のぼくらにはオジサンの車という感じだった。
アスリートというようなスポーツモデルも出て、若者向けというのもアピールしていたが…。

そのうち、初代のセルシオが発売されて、クラウンは一気に色あせてしまった。
ドイツ車対抗ということでできた車。
ぼくも付き合って、本当にえらい目にあった。

最近はハイブリッドも出て、まだまだ続くのかと思っていたが、やっぱり無理だった。

平成の終わりともに去っていく。
そういえば、コロナマーク2と言っていたマーク2もいつしかマークXになって、消えていった。
一時はマーク2、チェイサー、クレスタと3兄弟を誇っていた。
懐かしい。

どんどん昭和は遠くなる。

そのうちチャチな電動車ばかりが走り回る時代が来るのだろうか…。

幸いぼくはその時代は見ないですむと思うけど。




| | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |