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2021.03.26 Friday
ステレオタイプの戦前
最近の朝ドラは昭和初期から戦時中を経ることが多い。
この場面を見ると、憂鬱になる。 今朝の朝ドラもそうだった。 今回のコロナ報道でよくわかったが、日本のマスコミは国民を戦争に導いた主犯だろう。 マスコミは売れないと広告収入が入らないから、売れる記事を書く。 そこには何の躊躇もない。 社会的正義のかけらもないと思う。 そのうち、自分たちの正義に酔って、悪魔のサイクルに入ってしまう。 日華事変から戦意高揚に至る時代に、具体的にどんな動きがあったのかわからないが、結局国民が戦争を望んだから、真珠湾攻撃に至ったのだ。 だからこそ、提灯行列でみんな喜んだ。 国が先導して提灯行列をさせたわけではないのだ。 まともな判断能力を持った人なら、アメリカと戦争をして勝てないのは当然だったはず。 それでも、政権が戦争に突入せざるを得なかったのは、マスコミに煽られた国民世論があったからだ。 政治家は所詮政権を維持したいし、維持するためには国民の世論に真っ向から反論などしない。 いたとしても、もうこの流れの中では葬られるしかない。 今、戦前を描くとしたら、マスコミが戦争を煽って国民がそれに乗ったという事を描かないといけない。 でも、当然ながらNHKはそういうドラマは作らない。 あろうことか、ソ連への亡命も美化されている。 本当にマスコミは反省しない。 日本が共産主義になったら良かったとでも思っているのか。 それがステレオタイプになって、何度も再生産されている。 コロナ報道と重なって、見る気がしなくなった。 こうやって、マスコミは自分たちの間違いを隠し、正義の味方のようになっていく。 バカなマスコミに踊らされてはいけないと思う。 これは危ないことだぞ。 |
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